有機栽培ぶどうならではのまろやかな味わいが、ブルーチーズを包みこむ
今日では世界各国から、選ぶのに迷うほどたくさんのブルーチーズが日本に輸入されています。中でもイギリスの「スティルトン」は、特に有名なブルーチーズではないでしょうか。フランスの「ロックフォール」、イタリアの「ゴルゴンゾーラ」に並び、世界3大ブルーチーズのひとつということもあるかもしれません。
この「スティルトン」は、エリザベス女王の食卓には欠かせないとも言われ、イギリスが世界に誇る傑作チーズです。その切り口には美しいパセリを思わせる青カビが広がっています。ねっとりとした口あたりと、シャープな青カビの風味の奥から蜜を連想させる、まろみのあるコクが感じられます。個性を発揮しながらも繊細な品格を持ちあわせているのです。