チーズとワイン

世界のチーズ事典

世界のチーズから、それに合うワインをお探し頂けます。

オッソー・イラティ

Ossau-Iraty

2007年09月

「オッソー・イラティ」は、太陽神アポロンの息子アリスタイオスがこのチーズを作ったという伝説が残るように、古い時代から伝承されており、素朴で深い味に満ち、蜂蜜を思わせる甘みすら感じさせます。現地では、「ブラックチェリージャム」を添えて食べられます。

オッソー・イラティ

羊乳チーズの味わいを引き出す爽やかなマコン・ヴィラージュ

おおよそフランス語らしからぬ名前を持つチーズ「オッソー・イラティ」。この名前の由来はピレネー山脈の麓に広がるバスク地方のイラティの森と、ベアルン地方にあるオッソーの谷の名に由来します。

 バスク地方はフランスとスペインとの国境に位置しながら、どちらの国とも異なる独自の言葉や文化を持っています。ここには昔から羊とともに生活をしてきた人々が暮らしていて、その羊も個性的です。顔が白く曲がった角を持つ「バスコ・ベアルネーズ」、角のない優しい顔立ちの「テット・ルース」、顔が黒く立派な角の「テット・ノワール」の3種類が放牧で飼育されています。

 現地では今も農家製チーズが主流で大きさもまちまちですが、フェルミエで輸入しているものは、ひとつ約4Kg強。側面が膨らんだずんぐりとした形をしています。羊たちは春になるとピレネーの山に放牧され、香り高い草を食べ、いっそうおいしい乳を出してくれます。その乳からつくられた「オッソー・イラティ」がゆっくりと熟成して、もっとも食べ頃になるのは初秋から冬です。

このチーズに合うワイン

 羊乳ならではの、こってりとした味わいの中に、蜂蜜を思わせる甘みを感じさせる「オッソー・イラティ」の価値を、さらに高めてくれたのが、「ジョルジュ デュブッフ マコン・ヴィラージュ」でした。 続きを見る

この記事はフェルミエ監修の元に作成しております。
株式会社フェルミエ 取締役社長:本間るみ子 執筆:本間るみ子
東京都港区愛宕1‐5‐3 愛宕ASビル
Tel:03‐5776‐7722 Web:www.fermier.co.jp

フェルミエ

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