第55回サントリー音楽賞受賞記念コンサート
近藤 譲(作曲)
- 日時
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2025年8月28日(木) 19:30開演(18:50開場)*休憩なし
- 会場
- 大ホール
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出演
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指揮:ピエール゠アンドレ・ヴァラド
メゾ・ソプラノ:加納悦子
舞踊:厚木三杏
ナレーター:塩田朋子
フルート:多久潤一朗
読売日本交響楽団
女声合唱団 暁
合唱指揮:西川竜太
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曲目
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近藤譲:
『接骨木(にわとこ)の3つの歌』(1995)
オペラ『羽衣』(1994)[日本初演・演奏会形式(舞踊付)]
- 出演者プロフィール
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- 指揮:ピエール゠アンドレ・ヴァラド
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フランスのコレーズ生まれ。1991年パリでアンサンブル・クール゠シルキュイを創設し、2008年まで音楽監督を務めた。2013年よりアンサンブル・オルケストラル・コンタンポラン(リヨン)の首席客演指揮者、2014年よりマイター・アンサンブル(テルアビブ)のレジデント・コンダクターを務めている。世界中の主要な音楽祭から定期的に招かれ、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団をはじめ数多くのオーケストラで度々客演を重ねている。録音では、1999年にディアパソン・ドール賞、アカデミー・シャルル・クロ賞を受賞。2001年フランス芸術文化勲章「シュヴァリエ」を受勲。特に20世紀以降の作品の演奏に定評があり、サントリーホールでは、2008年にグリゼー:『音響空間』や、2018年にブーレーズ:『プリ・スロン・プリ』を指揮。直近の来日では、〈コンポージアム2023〉近藤 譲の音楽に出演し、作曲家からの信頼も厚い。
- メゾ・ソプラノ:加納悦子
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東京藝術大学大学院修了後、ケルン音楽大学にて研鑽を積む。ケルン市立歌劇場との専属契約では40以上の演目に出演。シュトゥットゥガルト州立歌劇場、ベルギー・フランドルオペラをはじめ、ヨーロッパ各地で客演。国内でも新国立劇場オペラなどに多く出演。NHK交響楽団などのオーケストラとも共演を重ねる一方、ドイツ歌曲にも定評があり、ベルク、シェーンベルクを中心としたプログラムのリサイタルは度々放送もされている。最近ではNHK-FM「オペラ・ファンタスティカ」のナビゲーターも務めるなど活動の幅を広げている。CD『メアリ・スチュアート女王の詩/シューマン 後期歌曲集』は、レコード・アカデミー賞部門賞を受賞。令和元年度(第70回)芸術選奨文部科学大臣賞(音楽部門)受賞。二期会会員。
- 舞踊:厚木三杏
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元新国立劇場バレエ団ファースト・ソリスト。昭和音楽大学バレエコース講師。2010年ニムラ舞踊賞受賞。小川亜矢子、アベ・チエに師事。英国ロイヤル・バレエ・スクールに留学後、スターダンサーズ・バレエ団に所属。ジェローム・ロビンズ振付『牧神の午後』で主役デビュー。文化庁派遣芸術家在外研修員として英国バーミンガム・ロイヤル・バレエで学ぶ。新国立劇場シーズン契約ソリストとして『眠れる森の美女』、『白鳥の湖』、『ドン・キホーテ』、『ジゼル』、『ライモンダ』などに主演。ボリス・エイフマン振付『アンナ・カレーニナ』、石井潤振付『カルメン』ほか、ナチョ・ドゥアト、ジョージ・バランシン、トワイラ・サープ、厚木凡人など現代的な感覚の作品にも出演。
- ナレーター:塩田朋子
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福岡県出身。1984年文学座研究所へ入所し、89年に座員となる。平成21年度倉敷演劇鑑賞会賞・特別賞受賞(『ゆれる車の音』)。『ガラスの動物園』、『ヘンリー五世』、『円生と志ん生』、『ジキル&ハイド』など、劇団内外の数多くの舞台に出演。今年5~7月には全国4都市で開催されるミュージカル『二都物語』に出演。また声優としてもケイト・ブランシェット、エマ・トンプソン、ミシェル・ヨー、フランシス・マクドーマンドの、ほとんどの作品の吹き替えをしている。
- フルート:多久潤一朗
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無数の特殊奏法や民族楽器の奏法を駆使し自作自演を軸に活動中。東京藝術大学在学時より現代音楽を中心に活動を始め、国内外の作曲家の新作初演を多数手がける。ソリストとしてもこれまでに新日本フィルハーモニー管弦楽団はじめ数々のオーケストラと協奏曲を共演。超絶技巧フルートトリオ『マグナムトリオ』リーダーとしては世界各国の音楽祭に招かれる。テレビ朝日『題名のない音楽会』などに多数出演し、NHK『クラシックTV』では「The Artist」コーナーで自身の特集が組まれた。
- 読売日本交響楽団
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1962年、クラシック音楽の振興と普及のために読売新聞社、日本テレビ放送網、読売テレビのグループ3社を母体に設立された。創立以来、世界的な指揮者、ソリストと共演を重ねている。現在、常任指揮者をセバスティアン・ヴァイグレが務め、サントリーホールや事業提携を結んでいる東京芸術劇場などで演奏会を多数開催。2017年11月にはシルヴァン・カンブルラン指揮のメシアン『アッシジの聖フランチェスコ』(全曲日本初演)が好評を博し、第49回サントリー音楽賞などを受賞。22年2月には文化庁芸術祭大賞を、24年7月には三菱UFJ信託音楽賞奨励賞を受賞した。演奏会などの模様は日本テレビで放送されている。
https://yomikyo.or.jp/
- 女声合唱団 暁
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都立芸術高校(現 都立総合芸術高校)音楽科卒業生により2007年に結成され、全団員が音楽大学在学・卒業。新しい音楽のあり方を追求している。これまでに、数多くの作曲家の34新作を初演。2011~16・24年「湯浅譲二・松平頼暁 合唱作品による個展」、2013~23年日本作編曲家協会主催「The Chorus Plus I~VI」、2018年ミューザ川崎シンフォニーホール主催「オルガンの未来へ IV」、「八村義夫 生誕八十年祭」、2022年「鈴木治行 合唱作品による個展」、2023年「近藤譲 合唱作品による個展」(〈コンポージアム2023〉関連公演)に出演。
https://chorakatsuki.wixsite.com/chor-akatsuki
- 合唱指揮:西川竜太
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東京藝術大学在学中、声楽科有志と共に、1人1パート編成の声楽アンサンブル「ヴォクスマーナ」を創設し、指揮者に就任。2011~16・24年「湯浅譲二・松平頼暁 合唱作品による個展」、2018年「八村義夫 生誕八十年祭」、2022年「鈴木治行 合唱作品による個展」、2023年「近藤譲 合唱作品による個展」(〈コンポージアム2023〉関連公演)を企画・指揮。現代音楽セミナー&フェスティバル 秋吉台の夏2013に招聘講師・演奏家として参加。音楽の新しい時代の創造を目指し、作曲家と協力して220作品を初演。2012年第21回朝日現代音楽賞、2018年第30回ミュージック・ペンクラブ音楽賞クラシック部門 現代音楽部門賞を受賞。
https://ryutanishikawa.wixsite.com/ryutanishikawa
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料金
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S席9,900 A席7,700 U25席2,200
サントリーホール・メンバーズ・クラブ先行発売:2025年4月12日(土)10時~18日(金)
※先行期間中は窓口での販売はございません。
一般発売:2025年4月19日(土)10時~
※U25席はサントリーホールチケットセンター(WEB・電話・窓口)のみ取り扱い。25歳以下、来場時に身分証提示要。
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主催
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サントリーホール