2012年4月14日(土)~5月27日(日)
※作品保護のため会期中、展示替をおこなう場合があります。
※各作品の展示期間については、美術館にお問い合わせください。
毛利博物館は毛利家ゆかりの宝物を受け継いだ博物館であり、国宝4件、重要文化財9件を含む約2万点を所蔵します。なかでも、戦国武将の雄として名を馳せた毛利元就や毛利輝元などの甲冑武具や肖像画は、毛利家文書とともに、日本の歴史において彼らの果たした役割を鮮やかに示しています。ここでは由緒ある毛利家の治世のあとをたどります。
国宝「四季山水図」(山水長巻)は、室町時代に活躍した水墨画の巨匠として名高い雪舟等楊の代表作であり、日本絵画史上の最高傑作のひとつです。今回、毛利家の中で永く大切にされてきたこの画巻を、東京圏では10年ぶりに特別公開します。
毛利家には平安時代の国宝である「古今和歌集」「史記呂后本紀第九」などの貴重な典籍が所蔵されており、毛利元就の詠んだ連歌は戦国時代の文化を伝えています。また、江戸時代に入ると雲谷派をはじめ様々な流派の絵画が集められ、座敷を飾っていた様子がわかります。ここでは毛利家の典籍と絵画を通して、大名文化の精粋をお楽しみください。
毛利家では年中行事にあわせて雛飾りなど大名ならではの飾りつけを行なってきました。また歴代の姫君の婚礼調度として新調された調度類や、衣服、身の廻りの洗練された化粧道具や文房具などが代々受け継がれてきました。ここでは江戸時代の大名文化の精粋を今に伝える品々を一堂に展示します。
毛利家に伝わった能装束はひときわ優れた作例となっています。茶の湯においては、室町、桃山、江戸の道具類が代々受け継がれてきました。ここでは毛利藩に伝来した格式の高い作品を通して、日本固有とも言える大名文化の典型的な実例をお伝えします。
サントリー美術館のある東京ミッドタウン建設地は、江戸時代に長州藩毛利家の下屋敷があった由緒ある土地です。これは江戸や東京の歴史をたどる意味できわめて注目すべき事実です。今回は様々な史料によって、江戸後半から明治期に至る毛利家の実態に迫ります。
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