概要
当財団は2010年5月26日に公益財団法人に移行しました。
今後も財団設立の趣旨を踏まえつつ、新しい時代の要請に応じた研究活動の推進と世界に向けての成果の発信のため、活動の一層の充実をはかっていきます。
- 公益財団法人 サントリー文化財団
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〒530-8204 大阪市北区堂島2-1-5 サントリーアネックス9階
TEL:06-6342-6221 FAX:06-6342-6220E-Mail:
- 設立年月日
1979年2月1日
- 出捐者
サントリー株式会社(創業80周年を記念して設立)
※現サントリーホールディングス株式会社
- 基本財産
16億2120万円
- 事業内容
学芸文化振興事業、地域文化振興事業推進と世界に向けての成果の発信のため、活動の一層の充実をはかっていきます。
1979年2月1日サントリー文化財団は、サントリーの創業80周年を記念して設立されました。設立の年に実施した国際シンポジウム「日本の主張(JAPAN SPEAKS)」では、物言わぬ経済大国日本が国際社会の中で、普遍的な言葉で自己の特性を語ろうとしたとして、国内外から大きな反響が湧き上がりました。以来、サントリー文化財団が独自の視点から行う様々な活動は、社会科学・人文学分野の研究活動や日本の地域文化の向上に貢献してきました。
当財団事業の推進に携わる評議員、理事、選考委員には日本を代表する識者を集め、そのチームワークのもと、常に社会をリードする先見性と独創性を踏まえた活動展開を心がけています。当財団のすべての活動は、財団関係者はもとより、受賞者や助成を受けた方々をはじめとする様々な人的ネットワークに支えられており、サントリー文化財団は財団(fund raising)というよりむしろ人団(friend raising)だとも言えます。
1990年6月には、特に公益性が高いことが認められ、文部省より社会・人文科学系の財団としては日本で初めて「特定公益増進法人」の認定を受けました。さらに2010年5月には「公益財団法人」へ移行し、財団設立の趣旨を踏まえつつ、新しい時代の要請に応じた研究活動の推進と世界に向けての成果の発信のため、活動の一層の充実をはかっています。
サントリー文化財団は、社会と文化に関する国際的、学際的で独創的な研究の促進と有能な人材の発掘・育成を図る「学芸文化振興事業」と、地域文化の向上に貢献する団体・個人を顕彰・支援する「地域文化振興事業」とを行い、わが国並びに世界の学術・文化の発展に寄与することを目的としています。
学芸文化振興事業
- 研究助成
- 人文学、社会科学の分野において、学術的・社会的に広がりのある冒険的な研究に対して助成します。
- 調査研究
- 時代に則したテーマのもと財団自ら調査研究を行い、世界に対して有意義な知見の発信をめざすものです。
- サントリー学芸賞
- 政治・経済、芸術・文学、社会・風俗、思想・歴史の4分野において優れた著作を発表した個性豊かな新進の研究者、評論家に対し、毎年「サントリー学芸賞」を贈呈します。
- 海外出版助成
- 海外における日本理解の促進を目的に、日本に関する質の高い著作の外国語出版に対して助成します。
地域文化振興事業
- サントリー地域文化賞
- 全国各地の芸術、文学、伝統の保存・継承、衣食住での文化創出、環境美化、国際交流などあらゆる文化活動のうち、地域文化の向上に顕著な貢献をした団体・個人に対し、毎年「サントリー地域文化賞」を贈呈します。
- 地域文化活動支援
- 地域文化活動を行う方々の支援を目的に、ウェブサイトを通じた国内外への情報発信や、相互交流、啓発の場の提供を行います。