サントリープロダクツ(株)
高砂工場
調合技術・需給グループ
熊本高専 生物化学システム工学科卒
M.I 2010年入社
製造現場では研究所が決める製造標準に記載されていない工程(下給湯、ウォームアップ等)を経て中味を製造しています。それらの工程の操作条件を適正にすることで中味の香味が格段に上がり、香味のバラツキも抑えられるのですが、今まで検証もされなかった条件を、研究所の協力も得ながら味覚センサーや香りセンサーといった先端技術も駆使して、適正化しました。結果、思い通りの味がつくれられるようになり嬉しく思っています。
また、美味しさの社内官能検査資格の“CQM(コーヒー)”、“シニアテイスター(RTD)”を取得して現場での自律的な美味づくりに活かしています。以前は調合の仕事をどちらかと言えば「指示されたままにやらされる仕事」と思っていましたが、今は主体的に美味づくりに取り組んでいます。
やりたいと提案したことに時間とお金がかかっても挑戦させてもらえます。また、サントリーグループ内の専門部署にも協力してもらえるので、技術的に困った時にも組織の垣根を越えてサポートを受けられます。