秋も深まり、空気の冷たさを日に日に感じるこの頃です。ワイナリーから見える雄大な富士山も山頂は雪化粧となりました。
ワイナリーからの富士山(10月25日撮影)
そして、いよいよ新酒の季節です。毎年11月3日解禁の山梨ヌーボー。登美の丘ワイナリーでは「サントリーフロムファーム日本の新酒 甲州2022」と「サントリーフロムファーム日本の新酒 マスカット・べーリーAロゼ2022」の2種をリリースいたします。
先日瓶詰も無事完了し、後はお客様にお届けするばかりです。
瓶詰されたばかりの「日本の新酒 甲州」
無事瓶詰が終わりホッとする醸造チーム 左から渡辺、圓谷、清野
採れたてぶどうのフレッシュなおいしさと旬の喜びを閉じ込めた新酒は、2022年収穫のぶどうの魅力を引き出すため、栽培・醸造での工夫を重ねて仕上がりました。
<ポイント1 山梨県産ぶどう100%。新酒に最適なぶどうを厳選>
つくり手自ら畑を回り、ぶどうの仕上がりを確認。糖度だけでなく、アロマの質や色付きなど様々な要素を確認し、
使用するぶどうを厳選しました。
<ポイント2 収穫したてのぶどうの“フレッシュさ”を残す醸造技術>
甲州は極力酸素に触れないように丁寧にプレスし、新酒ならではの香りを引き立てるために低温で醸造しました。
マスカット・ベーリーAロゼは優しく圧搾することで、フルーティな味わいのワインに仕上げました。
<ポイント3 複数の原酒をブレンドし日本の旬の食事に合う味わいへ>
ぶどうの個性を引き出す最適な酵母・醸造方法を選択し、複数の原酒を醸造しブレンドして仕上げました。様々な個性の原酒を使用することでフレッシュでありながら旨みを併せ持った味わいとなりました。
どちらの新酒も旬のお料理との相性は抜群です。「サントリーフロムファーム日本の新酒 甲州2022」は、ぶどう品種由来のほのかな渋みが、魚や旬のお野菜のうまみを引き出します。すだちやかぼすを思わせる爽やかな香りとほのかな酸味が、牡蠣、鰤、鱈といった魚介のお鍋ととても合います。
また、「サントリーフロムファーム日本の新酒 マスカット・べーリーAロゼ2022」は、華やかでフルーティな味わいが、旬の根菜やきのこのうまみを引き立てます。脂との相性も良いので、豚肉を使った根菜ときのこの味噌炒めがおすすめです。
それからぜひご注目頂きたいのは、採れたてぶどうのおいしさをお客様にお届けできる、つくり手の喜びを封蝋とリボンで表現したボトルデザインです。裏面にはつくり手自筆のメッセージも添えてあります。
新酒に込めたつくり手の想いを
ぜひぜひ、お手に取って、味わって、今年の新酒をお楽しみください!
※写真撮影の時のみマスクを外しています