あっという間に梅雨が明けた今年、登美の丘ワイナリーの畑ではぶどうがぐんぐん生育しています。
(伸長するぶどう樹)
そんな中、伸びた新梢をカットしたり、誘引したり、日光の当たり具合を調整するため葉の枚数をコントロールしたりと、畑での作業も増えて参りました。
人の手を介しての丁寧な作業が基本ですが、広い畑を隅々までとなるとやはり助けが必要!ということで、この時期は摘芯機「トミー」が大活躍します。
畑をくまなく周りながら伸びた蔓をカットしてくれます。
適切な時期にこの摘芯作業を繰り返し行うことで、枝を伸ばすための養分を房に集中させて、ぶどう果をしっかりと生育させることができます。
とりわけ樹勢の強い甲州種はこの時期どんどん枝を伸ばしていきますので、適切なタイミングで適度にカットします。
見た目は大きくていかつい「トミー」ですが、新梢を切る作業はとても優しく、ソフトなタッチで摘んでいきます。
(トミーの働く様子)
(垣根仕立ての甲州)
そして房を見ると、養分がギュッと凝縮され粒も大きくなって、いよいよ「ぶどう」らしくなってきました!
今後も順調にぶどうが生育し秋には豊かな実りを得られるよう、栽培チームは一丸となって適時に丁寧に作業を続けていきます。