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登美の丘ワイナリー通信

ワインづくりの現場から

ぶどうづくり

6月のぶどう畑

登美の丘ワイナリー栽培担当の潮上です。
登美の丘ワイナリーの眺望台からは南に富士山、西に南アルプス、北に八ヶ岳を望むことができます。例年6月中旬になると富士山は山頂付近に雪を残すのみとなり、南アルプスの甲斐駒ヶ岳からはほぼ完全に雪が姿を消し夏山が姿を現します。
 
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(雪のない夏の富士山)
 
そんな中、平年よりやや遅い梅雨入りを迎えましたが、今年はここまで梅雨特有の長雨もなく、順調に開花結実期を迎え健全な生育を続けています。
この時期からの私たち栽培スタッフにとっての一つ一つの作業は、全てがこの秋の収穫に繋がる大事な作業ですが、同時にぶどう樹と圃場全体を客観的に見つめ、今何をすべきか、2~3週間先、更にその先を見据えて計画を立てていくことが、今後大きな意味をもつようになってきます。
目下の作業は新梢の誘引、それぞれの葉が最適な受光態勢になるよう出来るだけ新梢の重なりを無くすことで果実の均一な成熟を促します。また日に日に果粒が肥大しぶどうらしくなっていく房もそれぞれが適度な間隔を保つよう新梢を配置していきます。
 
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(ぐんぐん伸びた新梢)
 
 
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(新梢誘引)
 
更に梅雨や秋雨、台風といった日本ならではの天候からぶどうを守る為の雨除けトンネルを掛けていくことも並行して進めています。共に健全な生育と登美の丘の恵まれた秋の天候を享受し深い成熟をもたらす為の環境づくりです。
 
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(ぶどう樹の上に雨よけトンネルを張るレインガード)
 
 
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(ぶどうの房に雨よけを張るグレープガード)
 
いよいよ梅雨前線が活発になる季節となりますが、先を見据え万全の態勢を整えぶどうを見守っていきます。
 
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(梅雨の晴れ間の棚甲州の畑)
 
 
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(ぶどうの房らしくなってきたリースリング・フォルテ)
 
<お薦めワイン> 
サントリージャパンプレミアム リースリング・フォルテ2018
 
日本固有のぶどう品種である「甲州三尺」と、欧州系品種「リースリング」の交配により誕生した、サントリーの開発品種。柑橘を思わせる爽やかな酸味とすっきりとした清涼感が特徴の白ワインです。 
繊細な特徴を最大限活かすため、樽は使用せず、醗酵・熟成ともタンクのみで仕上げました。
鬱陶しい梅雨の時期、すっきり爽やかな味わいの「サントリージャパンプレミアム リースリング・フォルテ」で心地よい一時をお過ごしください♪
 
<ワインショップ情報>
6月25日(金)より下記のとおりショップでのワイン販売を再開いたします。
営業日:金・土・日・祝日
時間:10時~16時
ご来場の際にはHPをご確認ください。
 
 

お薦めワイン

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