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登美の丘ワイナリー通信

ワインづくりの現場から

ぶどうづくり

初夏の高山村

皆さん、こんにちは。塩尻ワイナリーの高橋善祐です。
今回はサントリージャパンプレミアム高山村産シャルドネの産地、長野県高山村の畑の様子をご紹介します。
高山村は長野県北信エリアに位置し、「日本で最も美しい村」連合にも加盟する素晴らしい景観を持つところです。標高は約500〜600mで雨が少なく、昼夜の寒暖差が大きい特徴があります。地質は堆積した砂礫から成り、水はけは良好です。夜に山から吹き下ろす冷たい風によって夜温は低く、白ワイン用ぶどうに適した気候です。
 
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6月7日、田植えが始まり新緑が美しい高山村を訪問し、ぶどう畑の生育状況の確認を行いました。
今年は2月から3月にかけ記録的な暖冬で芽吹きも早いのではと考えておりましたが、4月から5月の夜温の低下によりぶどうも「伸びて良いのか、悪いのか…?」と生育は鈍化し、結果概ね平年より数日早い~平年並の時期に萌芽が始まりました。
 
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この時期ぶどう畑では「芽かき」作業が終盤にかかっておりました。この作業では目標とする樹の形を目指して芽の位置や向き、生育の均一さを考慮し、その年芽生えたぶどうの枝数を調整します。芽かき後のぶどう樹は必要な芽を残してきれいに整い、ぶどうを成熟させるために必要な枝と葉をぐんぐん伸ばしていきます。
 
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ジャパンプレミアム「産地シリーズ」高山村産シャルドネは2011年ヴィンテージからこれまで、10年に渡り生産者の皆様と弊社が共につくって参りました大切なワインです。日本ワインでしか表現できない「産地」×「品種」の可能性への挑戦を、品質向上へ向け更に進めて参ります。
この高山村産シャルドネから造られるワインの特長は、華やかな香りと凝縮感のある豊かな味わいです。生産者の皆様と共に今年も良質な高山村産シャルドネのワインをお届けできるよう、しっかりと取り組んで参ります。
 

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