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津軽のソーヴィニヨン・ブラン畑

皆さん、こんにちは。登美の丘ワイナリー  シニアスペシャリストの渡辺直樹です。
今回はサントリージャパンプレミアム津軽産ソーヴィニヨン・ブランの産地青森県弘前の畑の様子をご紹介します。
岩木山を望む青森県津軽地区に位置する畑は標高約100〜150m。生育期(4〜8月)の雨が少なく、夏は気温が上昇。日照時間が比較的長いものの、成熟期間中には一気に冷涼になります。岩木山の火山灰土壌が堆積した肥沃な土壌で、水はけも良くぶどう栽培に大変適している畑です。
4月20日~23日、弘前にて新規ぶどう園の植付け指導、今年のぶどう栽培状況の確認とこれからの栽培管理の要点の打ち合わせを行いました。
ちょうど4月23日から弘前城で「ひろさき桜まつり」が開催されるタイミングでしたが、今年は暖かい春だったこともあり、お城の外堀ではすでに満開の桜が見事でした!
 
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さて、この時期のぶどう園では、剪定を終え、結果母枝を補線に止める作業をすすめています。まだ萌芽は始まっていません。
弘前は冬場1m以上の積雪があり、雪に埋まったぶどう樹はねずみにかじられる被害が起きることがあります。幸いに今年も大きな被害はないですが、一部でかじられた跡がありました。でもこれぐらいであれば樹が枯れることはないので、良かったです。
 
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契約農家の太田園では、南に岩木山を仰ぎながらの作業です。補線を張り直しながら、剪定した枝を線に止めていきます。
 
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別の契約農家の木村園では、支柱を冬に新しく更新して、これまで以上にぶどう園はきれいになりました。
また新規の畑では植付け準備、支柱の設置をしています。植付けの作業をするのも間近です。
 
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今年も農家の皆さんと協力して、良質な津軽産ソーヴィニヨン・ブランを産していきます。皆さまどうぞ楽しみにお待ちください!
 

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