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登美の丘ワイナリー通信

ワインづくりの現場から

ワイナリーの四季その他

令和初の年頭祈願と剪定始め式

令和2年1月8日は小雨のぱらつく生憎のお天気でしたが、毎年恒例の年頭祈願をするために韮崎市若宮八幡宮を参拝しました。今年一年の健康と安全、そして何より素晴らしいぶどうづくり、ワインづくりができるようお祈りして頂きました。
 

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 また1月10日にはワイナリーの自家ぶどう園を見下ろす、標高600mにある眺望台に神棚を設置し剪定始め式を執り行いました。当日は穏やかな天気に恵まれ、温かな陽光に包まれながらの神事となりました。サントリーワインインターナショナル株式会社社長の宮下をはじめ本社から参列した者、そしてワイナリーで働くすべての者が一同に会し、それぞれに新しい年への誓いをたてました。
 

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 その後は、代表者がシンボルぶどう樹の枝に鋏を入れ剪定を致しました。今年のぶどうの実りを見据え、どの枝を残すか見極め、伸びた枝をきれいに整理していきます。

 

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栽培担当和田からの助言を受け、しっかりと鋏をいれる宮下社長

 

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よく見ると切るべき枝が自ずと分かるという和田の言葉に、真剣に眼を凝らし見極めている庄内ワイナリー長

 

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慣れた手つきながらも慎重に剪定する近保技師長、棚橋部長

 

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生産研究本部の斎藤、国産ブランド部の酒井はボルドーでの実体験を活かして潔く

 

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そして最終的にシンボルぶどう樹は残すべき枝のみとなり、きれいに整えられました。
最後に、和田から今年のぶどう栽培に対する意気込みが表明され剪定始め式は無事終了いたしました。
「昨年はぶどうづくり、ワインづくりに携わっている方々とお話させていただく機会が多くありました。気候と土壌に加え、つくり手の熱意がワインの味わい・スタイルに影響を与えている事例をいくつか見てきました。
この土地でできること、それを追求していく1年にしたいと思います。
1年に1度の勝負、1年に1%でも成長していく、それを積み重ねていく栽培をしていきます。」                                                    
さあ、登美の丘ワイナリーの一年が始まりました!

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