長かった梅雨も明け、いよいよ夏本番。連日猛暑が続いておりますが皆様いかがお過ごしですか。
登美の丘ワイナリーの畑では、ヴェレゾンと言われるぶどうの色づきが始まりました。
品種ごと、畑ごと、ぶどう樹ごと、房ごとに生育度合いが違いますが、現在赤系品種の中では早熟のぶどうメルロの色づき変化が著しくみられます。
今年は例年より少し遅れて、7月下旬から変化が現れました。緑色の房が少しずつまばらに色づいていきます。この段階では粒はまだ硬くて酸味も強い果実ですが、色づきとともに夏の陽ざしを浴びてぐんぐん成長していきます。
その後も1週間経つと、色づきの範囲は房全体に広まってきてつやつやと色濃いぶどうへと変化してきました。粒も成熟して張りとやわらかさがあり、糖度もどんどん増してきています。
この時期のぶどうは日に日に変化していて、毎日観察が楽しみです!
お盆休みも明け、いよいよ本格的な収穫・仕込みのシーズン到来。より良いぶどうの収穫に向けてこれからも生育を見守っていきます。
ヴェレゾンについての詳しい説明はワイナリー通信アーカイブをご参照ください。
Https://www.suntory.co.jp/wine/nihon/blog/15080716.html