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登美の丘ワイナリー通信

ワインづくりの現場から

ワイナリーの四季その他

2018年のまとめ

いよいよ今年も残りわずかとなって参りました。
2018年はどんな年だったのか。
登美の丘ワイナリーの若きつくり手たちに今年を振返ってもらいました。
 
 
 
栽培担当:和田弦己
 
2018年は例年になく萌芽が早く、また、梅雨明けも観測史上最も早いなど印象に強く残ったヴィンテージでした。
自然に打ち勝とうとするのではなく、自然に寄り添いながら、日本というテロワールで何が表現できるかを考えながら、来年に繋げたいと感じました。
 
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収穫応援者に作業説明をする和田、お客様から笑いを取るのが信条です
 
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新酒まつり「2018年ヴィンテージの魅力」セミナーにて身振り手振りを交えてご説明
 
 
 
醸造担当:渡辺朋彦
 
2018年は夏の猛暑や秋の台風の影響などもあり大変骨の折れた年でしたが、仕込みは無事に終了しました(実は本当に骨折しました。。。泣)。
製造グループでは「ぶどうのポテンシャルを最大限に引き出す」ことを常に目標としていますが、今年も全てのロットで目標とする発酵ができたと自負しております。
これからもお客様にとって美味しい日本ワインを造り続けられるよう精進してまいります。
 
製造グループ渡辺は「与えた恩は水に書け、受けた恩は岩に刻め」をモットーにワインを造っております!
 
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新酒まつり「2018年ヴィンテージの魅力」セミナーでは、ホワイトボードにタンクの絵を描いての説明が好評でした
 
 
 
品質担当:遠藤有華
 
まずは無事に新酒をお客様へ届けられたことをホッとしております。
2018年はなかなか苦労の多い年でしたが、ワイナリーメンバーが一丸となり結束力がより高まったと感じています。
来年も引き続きお客様へ美味しいワインを届けられるよう頑張って参ります。
 
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厳しい目で選果をする遠藤
 
 
 
設計・開発担当:吉野弘道
 
9~10月の天候不良に悩まされましたが、困難な状況を打開すべく、今年ほど皆の気持ちがひとつになって収穫、仕込みをしたヴィンテージは他にありません。
ワイナリーの実力が試されたヴィンテージでした。
自信を持って皆様にお届けできる品質に仕上がってます!
 
8月に娘が生まれました。
20年後、2018年ヴィンテージを家族で飲むのが今から楽しみです♪
 
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元サッカー日本代表監督のトルシエ氏の訪問に対応する吉野


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新酒まつり「2018年ヴィンテージの魅力」セミナー
まずは参加者の皆さんと甲州新酒2018で乾杯! 終始穏やかな雰囲気でした
 
 
 
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そして、12月13日には今年のぶどう・ワインつくりの総まとめとして「2018年新酒評価会」が実施されました。
ここではサントリー日本ワインの栽培、醸造、設計・開発、品質管理、ブランデイング、マーケテイングと一房のぶどうがワインとなりお客様のお手元に届くまでに携わるすべての担当者が一堂に会し、香味を共有しお互いの意見をぶつけ合います。
登美の丘ワイナリーのみならず、塩尻ワイナリー、岩の原葡萄園で今年仕込んだワインを品種別、産地別、農家別にタンクごとに抜き出し、93品目の官能評価を行いました。
 
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ぶどうの収穫状況、品質や味わいの設計に合わせた醸造方法等の説明がなされ、各人の官能評価を照らし合わせながらの熱い議論が交わされました。
これからのぶどう栽培、ワイン醸造、製品訴求、製品販売のヒントに繋げる非常に大切な機会となりました。
 
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今年はめまぐるしく変わる天候状況の下、様々な試行錯誤を重ねながら、皆様に美味しいワインをお届けするために社員一同力を合わせて頑張って参りました!
来年も更なる挑戦をしながら、それぞれの土地の風土と寄り添い、生かし、品種を通して、土地の特徴を表現していく、そんなワインづくりに邁進して参ります。
これからもサントリー日本ワインにご期待ください!
 
 
 
それでは皆様、素敵なクリスマス&新年をお迎えください♪
来年もよろしくお願いいたします!
 
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【3つワイナリーのワインを味わう】

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