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登美の丘ワイナリー通信

ワインづくりの現場から

ワインづくり

2018年新酒ができました!

10月も中旬となり朝晩は少し冷え込みが厳しくなってきました。
登美の丘ワイナリーではぶどうの収穫もほぼ終えて、ワインの仕込みも佳境に入っております。
そんな中、先日今年の新酒の瓶詰めが行われました。
 
新酒となるぶどうは山梨県内の多数の農家の方に大切に育てられ、登美の丘ワイナリーに届きます。
8月初旬、ぶどうの色づきが始まったころから、担当者はこまめに畑に出向きぶどうの様子をチェックします。
病気が出ていないか、などしっかり見て、実際にぶどうを食べて、糖度や酸、香りなどを確認します。そしてすべてのぶどうが適した時期に収穫できるように農家の方々と細かく調整し、より良いぶどうを得ることができました。
 
9月初旬から仕込みは始まりました。
連日朝早くから、ぶどうを積んだ大型トラックが到着し、担当者全員で受け入れ作業を行い、すぐに破砕場へ運びます。
そしてぶどうは破砕・圧搾機へと投入されていきます。
 
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8月17日の甲州 収穫までまだもう少し・・・

9月8日の甲州 いよいよ収穫です

 
今年の甲州はやや小粒で色付きの良い果実を得られました甲州の香りをより引き出すために、プレス後半の果汁の割合を増やしました。
 
マスカット・ベーリーAも例年に比べやや小粒でしっかりと香りのあるぶどうとなりました。
ぶどうの果実感を活かしながら、飲み応えがあるワインになるように醸造し、アッサンブラージュをしています。
 
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甲州の仕込み
 
そしていよいよ出来上がった新酒の瓶詰めです。
10月10日から「ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA2018新酒」、続いて「ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーAにごりロゼ 2018新酒」を行いました。
 
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「ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA2018新酒」は瑞々しくフレッシュな赤い果実の香りが特徴です。
口中ではやわらかく、ふくらみのある果実味と柔らかい酸が広がります。
そして熟した果実の香りとともに、余韻の続く味わいに仕上がりました。
 
「ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーAにごりロゼ 2018新酒」は華やかなベリーの香りが豊かで、ぶどうをほおばったような、フレッシュな甘さが感じられる味わいです。
 
10月17日には「ジャパンプレミアム 甲州2018新酒」の瓶詰めを行いました。
「ジャパンプレミアム 甲州2018新酒」は白いお花や金柑のような蜜のある香りの中に爽やかな柑橘系の香りが広がります。
柔らかい酸、南国系フルーツのような果実感と、すっきりとしながらも甘やかな香りが余韻に残る味わいに仕上がりました。
 
これですべての新酒が仕上がり、出荷を待つばかりとなりました。
今年の新酒をぜひお試しください。
 
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登美の丘ワイナリーでは11月3日(土・祝)、4日(日)に「新酒まつり 2018」を開催いたします。
 
期間中は栽培・醸造に携わるつくり手が講師となってご説明する特別セミナー「つくり手が語る2018年ヴィンテージの魅力」も催行いたします。
今年のぶどうづくり、ワインづくりについて、苦労話などをたっぷりとお聞かせいたします。
ぜひご参加頂き、つくり手ならではの臨場感ある話をお楽しみください。
今年仕込んだワインや新酒を含む4種のワインもテイステイングしていただけます。
 
登美の丘ワイナリーならではの秋をサントリー日本ワイン、そしてできたての新酒と共にお楽しみください!
 

【今回ご紹介のワイン】いよいよ到着!11/3発売 ジャパンプレミアム新酒

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