2018年は気候の移り変わりが少しずつ早めです。例年6月初旬に始まる開花ですが、今年は5月25日頃から見られました。そして6月5日頃には白い可憐な花が満開となり、登美の丘のぶどう畑はほのかな甘い香りに包まれていました。
最初に開花したのはリースリング・フォルテやシャルドネ等白系品種です。標高500mの付近の畑、標高600mの眺望台付近の畑と、少し時期をずらして満開となりました。
5月27日撮影 見学用畑(標高500m)シャルドネ |
赤系品種の中ではメルロが早いです。次はカベルネ系。日本で生まれたマスカット・ベーリーAやブラック・クイーン等は比較的遅めの開花となりました。
5月27日撮影 栽培休憩所付近(標高500m)のメルロ |
6月3日撮影 控えめなプティ・ヴェルドの花(標高600m付近) |
そして白系品種なのに、一番開花が遅いのが甲州です。新芽がぐんぐん伸びていますがぶどうの生育はゆっくりのようです。
5月27日撮影 甲州(棚仕立て) |
ぶどうは開花からおよそ100日で収穫期を迎えるといわれます。この後も順調に生育していくと8月下旬には収穫開始です。
今年はGood Vintageになりそうです。良い天候が続くことを祈るばかりです!