今年もぶどう畑ではヴェレゾンが始まりました。
春先にはやや遅れていた生育も夏の暑さで取り戻し、ぶどうはぐんぐん成長しています。粒もぱんと張ってきて、いよいよ色づく時期となりました。
今年の変化は7月25日頃、お客様見学用の畑(標高約500m)のメルロ辺りから見られました。
その後、やや標高の高い栽培休憩小屋近くの畑のメルロでも始まりました。
そして8月3日現在、少しずつ変化が見られます。ヴェレゾン開始は例年通りでしたが、その後の変化はややゆっくりな今年です。
このところの猛暑の影響でしょうか。
ぶどうも人間同様、朝晩は涼しいほうがよいようです。
7月30日 休憩小屋付近のメルロ | 8月3日 休憩小屋付近のメルロ |
眺望台付近(標高約600m)のメルロ、また見学用ぶどう畑のカベルネ・ソーヴィニヨンは、さらに遅れてのヴェレゾン開始です。
畑によって、品種によって、さらには1本1本の樹によっても成長具合にばらつきがありますが、だからこそ個性を感じられ、それぞれが生きている、という生命感があります。
私たちはぶどうの個性を見守りながら、その年の気象を見極めながら、作業を進めます。
そして秋には、最良のぶどう収穫を目指します!
8月1日 眺望台(標高約600m)付近のメルロ | 8月1日 見学用ぶどう畑(標高約500m)付近のカベルネ・ソーヴィニヨン |