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登美の丘ワイナリー通信

ワインづくりの現場から

ぶどうづくり

「ぶどうの涙」を確認!春がやってきました!

ぶどうがいよいよ活動を始めました!


 
例年より4日遅く3月24日(金)にぶどうの涙が観察できました。

冬の休眠期は止まっていた樹液が、気温上昇と共に動き出し、剪定した枝の切り口から滴り落ちます。

私たちはこの涙で、樹々が活動し始めたことを知ります。

 

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左:枝の切り口に水が溜まっている様子がわかります。樹が活動をスタートしたというサインです!

右:ワイナリーの畑にある格納庫の周りでは、つくしも顔をだしていました。春ですね!

 

 

樹が水を吸い上げ、樹液が隅々まで行き渡り、枝が柔らかくなってきます。

枝が柔らかくなったところで、ぶどうが眠っている間に剪定した枝をバランスよく配置していきます。

この作業により、2017年の枝葉への光の当たり方が決まるといっても過言ではありません。

棚作りの畑では、何度も棚を見上げて、枝がどのように伸びていくか想像して作業をしています。

 

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日差しのまぶしい時期になりました。甲州の枝もこれからぐんぐん伸びていきます。

 

ぶどう栽培は毎年私たちに課題を与えてくれます。

それが楽しみでもあり、不安でもあります。

いよいよ目覚めたぶどうの生長をしっかりと見つめ、皆様の心を揺さぶるワインをつくれるように取り組んでいきます。

ちなみに「ぶどうの涙」は人の涙のようにしょっぱくありません・・・!

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