8月27日に、登美の丘ワイナリーでは、収穫式と仕込み式をとり行いました。
今年の収穫期のぶどうの収穫や仕込み作業が始まるこの時期に、作業の安全や収穫期の好天、そして、なにより高品質でおいしいワインを仕込むことができるように、神事をとりおこない登美の丘ワイナリーのスタッフ全員で祈願する行事です。
台風の襲来などで直前まで天候を心配していましたが、当日は朝から青空も見えて収穫式日和。
早朝、まず最初に、登美の丘ワイナリー場内に祀っている「稲荷神社」への参拝を行ないました。
その後、甲府盆地を一望するカベルネ・フランの畑に集合して、いつものラジオ体操の後、登美の丘ワイナリーでの神事の一切を取り計らっていただいている韮崎の若宮八幡宮から宮司様に、収穫作業の安全と良質なぶどう果の豊穣のご祈祷を行なっていただきました。
テレビ・新聞などの取材も多数お受けしました。
また、登美の丘ワイナリーでは、昔から収穫式の後、大きな「てるてる坊主」も掲げてきました。収穫期の好天を祈って栽培班が手づくりする直径約60cmの巨大な「てるてる坊主」は、毎年表情が変わって楽しいです。今年のテーマは「笑顔」だそうです。
そして、参集したスタッフ全員で隣のリースリング・フォルテの収穫を開始しました。
そして、醸造棟エリアに移動して、破砕場での仕込み式をとり行いました。ここでも若宮八幡宮の宮司様に祈祷いただき、安全と品質を祈りながら、仕込みの醸造設備に献酒しました。
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様々な神事を行なうのも、ここ登美の丘ワイナリーのワインづくりのひとつの特長と言えます。
そして、なんとも日本らしいことだと思います。今年もワインづくりの更なる品質の向上を目指し、登美の丘ワイナリーのスタッフ一丸になって取り組んでまいります。
【今回ご紹介のワイン】
収穫式を行なった畑からの商品 「登美の丘 カベルネ・フラン 2012」 |
収穫を開始した畑からの商品 「ジャパンプレミアム リースリング・フォルテ 2014」 |
献酒した商品 「ジャパンプレミアム 甲州 2013」 |
献酒した商品 「ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA 2013」 |