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登美の丘ワイナリー通信

ワインづくりの現場から

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ワインで産地を旅しよう

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現在、登美の丘ワイナリーのワインショップのテイスティングコーナーでは、期間限定で4種類のグラスワインで日本の各産地のワインを飲んでいただく特別企画のテイスティングセットをご提案しています。

 

この夏、バカンスで日本各地に旅する方もおられるでしょうが、登美の丘ワイナリーで日本各地で育まれたぶどうを使用したワインを飲み比べて、その産地を旅する気分になるというのはいかがでしょうか?

 

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ご提案する4つのグラスワインの産地は、山梨・青森・長野・山形。

 

1つ目の山梨は、山梨県の旧称が甲州と呼ばれていたため、話がややこしくなるのですが、日本ワインを代表する品種である甲州種ぶどうは、ご存知の通り、主に山梨で栽培されています。そして、この山梨県産甲州種ぶどう100%でつくったのが「ジャパンプレミアム 甲州 2013」です。柑橘系の香りとともに、心地よい酸味とかすかな苦味とともに、お出汁に通じる旨味を感じていただけるかと存じます。

 

2つ目の青森は、本州最北端の地ですが、緯度が高いためぶどうの生育期間の日照時間は、もちろんその年の天候にもよりますが、山梨よりも長く、果実感のたっぷりとした印象を与えてくれたりします。一般的に考えられる「北の地だから冷涼な気候」というくくりではないところがおもしろいと思っていただける味わいになっています。追加で「安曇野ソーヴィニヨン・ブラン」と比較していただければ、よりいっそうそう感じていただけるかと存じます。

 

3つ目の長野は、「塩尻マスカット・ベーリーA」をご提案させていただきます。標高が高く冷涼で1日の気温差の大きい長野は、日本を代表する日本固有の赤ワイン用ぶどう品種の栽培エリアとしても評価が高く、今年「日本で飲もう最高のワイン2015」というワインコンクールで専門家の皆さんから「ゴールドメダル」を受賞したその中味をご確認していただこうという意図です。果実感のあるやわらかいボディの心地よい味わいです。

 

最後の山形からは、「かみのやまメルロ」をご提案させていただきました。メルロといえば長野というのお声もあるかと思いましたが、ここはあえての山形で。日本の中で山形(かみのやま)も素晴らしい有力なワイン用ぶどうの産地で、「塩尻メルロ」と比較していただきますと、このかみのやまの特長である芳醇でやさしい味わい、やわらかさの中の引き締まった味わいをよりいっそう感じていただけるかと存じます。

 

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上記4つのエリアのそれぞれのグラスワインに、グリッシーニ(クラッカーのような食感のスティック状の細長いパン)をつけて、1000円(税込)というお得なセットです。
ぜひ、登美の丘ワイナリーで、ワインの産地を旅してみてください。

 

ご自宅でも 登美の丘ワイナリーのオンラインショップでご購入いただき、ご自宅に居ながらにして日本のワインの産地を旅してみませんか?

ご紹介アイテム

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