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登美の丘ワイナリー通信

ワインづくりの現場から

ぶどうづくり

登美の丘で「ヴィンヤードハック」開催

 先日、「ヴィンヤードハック」が登美の丘ワイナリーの富士見ホールで、各方面の企業や大学から多くの方々が参加して開催されました。

 

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 「Vineyard Hack」についての趣旨説明を行う渡辺所長(登美の丘ワイナリー) 

「Viticulture(ぶどう栽培技術)を科学する」

 

三重大学の亀岡先生と東京大学の西岡先生を中心として、「ヴィンヤードハック」の活動が始まったのは、3年前。

「農業を科学する」という大きなテーマに、あらゆる方面のそれぞれの専門分野からの研究が発表・集約されて情報を交換しながら進化しています。

 

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 「Vineyard Hack」の中心的な役割を担って来られた亀岡先生(三重大学)の挨拶

 

 実際の農作業の現場での作物の状態把握のためのセンサー技術分野、最先端の気象観測分野、遺伝子分野に至るまで科学的な基礎研究からその応用など実地の成果に結ぶための手法やインフラの検討、生物多様性を示す土壌の中で植物と共生する生物間で影響する状況など最先端の科学的アプローチなども紹介されました。

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 循環型農業にむけた共生微生物の働きについて最新情報を語る池田さん(北海道農業研究センター)

 

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 ワイン用ブドウの生理特性について発表する西岡先生(東京大学)

 

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樹液流動センサーの研究について発表する串畑さん(東京大学)

 

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 ゲノミックセレクションについて説明する小野木さん(東京大学)

 

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 MEMS-FTIRについて説明する秋草さん(浜松ホトニクス)

 

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 ぶどう栽培におけるMEMS-FTIRの可能性について語る青木さん(デュナミスト)

 

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  登美の丘ワイナリーの気象観測について発表する加藤さん(NTTドコモ)

 

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  観測データ活用の最前線を語る本多先生(中部大学)

 

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 海外アグリテックレポートを説明する西岡先生(東京大学)

 

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 生育環境生育計測について発表する二宮先生(東京大学)

 

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 赤外分光法を援用したワインの特性把握について発表する橋本先生(三重大学)

 

  「いいワインはいいぶどうから」を追求していくと、植物としてのぶどうを解析して、よりよい品質のアウトプットのためにつながる日本ならではの研究が必要と考えます。

勝沼醸造さんや中央葡萄酒さんからもぶどう栽培の実態やテロワールに関する発表もされました。サントリー登美の丘ワイナリーが、より高品質な「日本ワイン」のためのさまざまな研究成果や最新情報の発信基地としての一翼を担えれば幸いです。

 

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 サントリーにおける循環型農業の可能性と検証ポイントについて実際にぶどう畑で説明する渡辺所長(登美の丘ワイナリー)

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