日本フィル&サントリーホール
にじクラ ~トークと笑顔と、音楽と 第9回
慶應義塾大学経済学部卒業。指揮を三河正典、山本七雄に、また、指揮講習会などを通じてV. フェドセーエフ、飯守泰次郎、井上道義、井上喜惟、小林研一郎のもとで研鑽を積んだ。2008年、東京ユヴェントス・フィルハーモニーを結成。16年には川崎室内管弦楽団の音楽監督に就任。20年、シェーンベルク『月に憑かれたピエロ』をリリース。注目を集める。これまでにモンテカルロ・フィル、読響、日本フィル、新日本フィル、シティ・フィル、神奈川フィル、仙台フィル、山響、群響、名古屋フィル、セントラル愛知響、愛知室内、大阪フィル、大阪響、京響、PAC、九響などと共演。N響との初共演は「内容のある初共演」(音楽の友)と評された。
東京藝術大学在学中にブダペストで行われたバルトーク国際コンクールで第2位および特別賞を受賞、シュロモ・ミンツ国際コンクール第3位、東京音楽コンクール第2位および聴衆賞、日本音楽コンクール第3位およびE. ナカミチ賞など数々のコンクールで入賞。日本フィルをはじめ、国内の主要オーケストラと数々の協奏曲を共演。また、ハンガリー国立フィルをはじめ、海外のオーケストラとも数々の協奏曲で共演。国内外各地でリサイタルを開催し、構成力や曲の解釈、美しい音色に高い評価を得ている。テレビ、ラジオなどのメディアへの出演も多く、YouTubeでは650本を超える演奏動画配信など、様々な演奏活動を積極的に行っている。使用楽器は黒澤楽器店より貸与のストラディバリウス「Lord Borwick(1702年)」。
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神奈川県横浜市生まれ。1993年『抱きしめたい』で歌手デビュー。俳優として「サラリーマン金太郎」「特命係長 只野仁」などのヒット作を得る。近年では2020年大河ドラマ「麒麟がくる」、22年秋NHK朝ドラ「舞いあがれ」、24年10月NHK「未来の私にブッかまされる!?」に出演。24年6月NHK BS時代劇「大岡越前7」では主演を務める。出演映画22年5月『20歳のソウル』、22年8月『バイオレンスアクション』、24年2月『劇場版マーダー★ミステリー 探偵・班目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血』、24年7月『乱歩の幻影』が公開。BSテレビ東京「ワタシが日本に住む理由」レギュラー出演、bayfm78「GROOVIN' ON THE ROAD」ではメインパーソナリティとしてレギュラー出演中。にじクラ第9回では、組曲『カルメン』の朗読も務める。
1956年6月創立。質の高い音楽を届ける「オーケストラ・コンサート」、音楽との出会いを広げる「エデュケーション・プログラム」、音楽の力で様々なコミュニティに貢献する「リージョナル・アクティビティ(地域活動)」という三つの柱に加え、2011年の東日本大震災以来「被災地に音楽を」届ける活動を継続している。これらの活動は高い評価を受け、第16回後藤新平賞を受賞。23年9月より首席指揮者にカーチュン・ウォンを迎え、桂冠名誉指揮者小林研一郎、桂冠指揮者兼芸術顧問アレクサンドル・ラザレフ、フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)広上淳一という指揮者陣を中心に年間150回を超えるオーケストラ公演を行う。26年の70周年に向け、芸術性と社会性を両輪とし、「温かさ」「人に寄り添う」土壌を大切にしながら、あらゆる人々へ、世代へ、地域へ、音楽の持つ様々な力を社会に活かしていくことを目指している。1994年に杉並区と友好提携を結び、本拠地とする。毎週水曜日22時54分~23時、BS朝日「Welcomeクラシック」出演中。
公式ホームページ https://japanphil.or.jp/ 公式X @Japanphil