日本フィル&サントリーホール
にじクラ ~トークと笑顔と、音楽と 第8回
東京生まれ。2007年東京音楽大学作曲指揮専攻(指揮)を卒業。これまでに指揮を広上淳一などに師事。06年第14回東京国際音楽コンクール<指揮>において2位(最高位)に入賞。卓越したプログラミングで躍動感あふれる演奏を聴衆に届けている。オペラにおいても、細川俊夫『班女』、モーツァルト『魔笛』などを指揮し、目覚ましい活躍を遂げている。16年第14回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第26回出光音楽賞ほかを受賞。現在、オーケストラ・アンサンブル金沢パーマネント・コンダクター、札幌交響楽団正指揮者、東京音楽大学作曲指揮専攻特任講師、三重県いなべ市親善大使。23年4月より名古屋フィルハーモニー交響楽団音楽監督に就任。
2021年ジュネーヴ国際音楽コンクールチェロ部門日本人初の優勝。その他13歳で若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール日本人初の優勝、ヨハネス・ブラームス国際コンクール優勝など、国際舞台で次々と活躍し話題となる。これまでにワルシャワ・フィル、ロシア国立響、スイス・ロマンド管、 KBS響、都響、読響、新日本フィルなど国内外の主要オーケストラと共演。ベートーヴェン・リング賞、出光音楽賞、ホテルオークラ音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。ピーター・ウィスペルウェイに招かれ19歳で渡独。その後エリザベート王妃音楽学校にてゲイリー・ホフマンに師事し、アーティストディプロマを取得。使用楽器は1758年製P. A. Testore(宗次コレクション)、弓はF. Tourte(住野泰士コレクション)をそれぞれ貸与されている。
神奈川県横浜市生まれ。1993年『抱きしめたい』で歌手デビュー。俳優として「サラリーマン金太郎」「特命係長 只野仁」などのヒット作を得る。近年では2020年大河ドラマ「麒麟がくる」、22年秋NHK朝ドラ「舞いあがれ」、24年10月NHK「未来の私にブッかまされる!?」に出演。24年6月NHK BS時代劇「大岡越前7」では主演を務める。出演映画22年5月『20歳のソウル』、22年8月『バイオレンスアクション』、24年2月『劇場版マーダー★ミステリー 探偵・班目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血』、24年7月『乱歩の幻影』が公開。BSテレビ東京「ワタシが日本に住む理由」レギュラー出演、bayfm78「GROOVIN' ON THE ROAD」ではメインパーソナリティとしてレギュラー出演中。にじクラ第9回では、組曲『カルメン』の朗読も務める。
1956年6月創立。質の高い音楽を届ける「オーケストラ・コンサート」、音楽との出会いを広げる「エデュケーション・プログラム」、音楽の力で様々なコミュニティに貢献する「リージョナル・アクティビティ(地域活動)」という三つの柱に加え、2011年の東日本大震災以来「被災地に音楽を」届ける活動を継続している。これらの活動は高い評価を受け、第16回後藤新平賞を受賞。23年9月より首席指揮者にカーチュン・ウォンを迎え、桂冠名誉指揮者小林研一郎、桂冠指揮者兼芸術顧問アレクサンドル・ラザレフ、フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)広上淳一という指揮者陣を中心に年間150回を超えるオーケストラ公演を行う。26年の70周年に向け、芸術性と社会性を両輪とし、「温かさ」「人に寄り添う」土壌を大切にしながら、あらゆる人々へ、世代へ、地域へ、音楽の持つ様々な力を社会に活かしていくことを目指している。1994年に杉並区と友好提携を結び、本拠地とする。毎週水曜日22時54分~23時、BS朝日「Welcomeクラシック」出演中。
公式ホームページ https://japanphil.or.jp/ 公式X @Japanphil