東京交響楽団&サントリーホール
こども定期演奏会 2025年シーズン〈音楽世界めぐり〉
第93回 「日本&アジア」
1994年札幌市生まれ。幼少の頃より、チェロ、ピアノを学ぶ。東京藝術大学音楽学部指揮科を首席で卒業。学内にて安宅賞、同声会賞、若杉弘メモリアル基金賞を受賞。同大学院音楽研究科指揮専攻修士課程を修了。2015年第17回東京国際音楽コンクール〈指揮〉で第2位ならびに聴衆賞を受賞。第30回(22年度)渡邉曉雄音楽基金音楽賞受賞。指揮を尾高忠明、高関健、作曲を二橋潤一に師事。山田和樹、パーヴォ・ヤルヴィなどのレッスンを受講。22年3月まで大阪交響楽団正指揮者を務める。23年4月より仙台フィルハーモニー管弦楽団指揮者、24年4月より九州交響楽団首席指揮者に就任。
確かなテクニックと、個性溢れる音色。ジャンルを超えた音楽性で注目を集めるフルート奏者。日本音楽コンクール第1位、日本フルートコンヴェンション コンクール優勝、日本管打楽器コンクール第1位および特別賞、新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞 、ジャン=ピエール・ランパル国際フルートコンクール第3位、神戸国際フルートコンクール第3位など多数の受賞歴を誇る。国内主要オーケストラとの共演はもとより、新イタリア合奏団、シュトゥットガルト室内管、ミラノ弦楽合奏団、サンクトペテルブルク響、フランツ・リスト室内管などと共演。パリ室内管と共演してパリ・デビュー。CD録音多数。東京藝術大学准教授、および洗足学園音楽大学客員教授、日本大学藝術学部、武蔵野音楽大学、桐朋学園大学の非常勤講師として後進の指導にもあたっている。
1946年創立。文部大臣賞、毎日芸術賞、文化庁芸術作品賞ほか、日本の主要な音楽賞を受賞。文化庁の助成を受けて、サントリーホール、ミューザ川崎シンフォニーホール、東京オペラシティで主催公演を行うほか、川崎市、新潟市と提携し、コンサートやアウトリーチを積極的に展開している。さらにサントリーホールとの共催公演「こども定期演奏会」など教育プログラムも注目されている。新国立劇場では毎年オペラ・バレエ公演を担当。ウィーン楽友協会をはじめ海外公演も数多く行う。日本のオーケストラとして初の音楽・動画配信サービスをスタートするなどITへの取組みも業界をリードしている。音楽監督にジョナサン・ノット、正指揮者に原田慶太楼を擁する。2023年よりアジア・プロジェクトをスタート。アジア地域での活動にも力を注いでいる。
1969年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒。93年アナウンサーとしてテレビ朝日入社。報道番組を主に担当し、現在は早朝番組「グッド!モーニング」(月~金)メインキャスター。母親が小学校の音楽教師だった影響もあり、幼い頃にクラシック音楽が好きになり、高校・大学時代は慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラに所属しヴァイオリンを弾く。これまで全日本大学オーケストラコンクールや「徹子の部屋」コンサート、各ファミリーコンサートや音楽祭などの司会を数多く務める。