日本フィル&サントリーホール
にじクラ ~トークと笑顔と、音楽と 第7回
尾高惇忠にピアノと作曲を師事、音楽、音楽をすることを学ぶ。東京音楽大学指揮科卒業。26歳でキリル・コンドラシン国際青年指揮者コンクールに優勝。ノールショッピング響、コロンバス響など欧米のオーケストラで数々のポストを歴任。コンセルトヘボウ管、イスラエルフィル、ロンドン響、サンクトペテルブルク・フィルなどへも客演を重ねる。日本では2022年まで14年にわたり京響常任指揮者を務め黄金時代を築いた。現在、オーケストラ・アンサンブル金沢アーティスティック・リーダー、マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督、日本フィルハーモニー交響楽団フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)、札幌交響楽団友情指揮者、京都市交響楽団 広上淳一。東京音大指揮科教授として教育活動にも情熱を注いでいる。
圧倒的存在感をもつ日本を代表するピアニスト。チャイコフスキーコンクール、ショパン国際ピアノコンクール入賞以来、常に第一線で活躍。協奏曲のレパートリーは60曲を超え、国内外の主要オーケストラや指揮者からの信頼も厚い。「12年間・24回リサイタルシリーズ」や「ベートーヴェン、そして...」が、その演奏と企画性で高く評価された。2022年から25年まで、サントリーホール・シリーズ、第Iシーズン「Concerto<以心伝心>」を開催。CDは、ソニー・ミュージックレーベルズと専属契約を結び33枚をリリース。著書に『点と魂と』、平野昭氏との共著『ベートーヴェンとピアノ』がある。17年紫綬褒章受章。
神奈川県横浜市生まれ。1993年『抱きしめたい』で歌手デビュー。俳優として「サラリーマン金太郎」「特命係長 只野仁」などのヒット作を得る。近年では2020年大河ドラマ「麒麟がくる」、22年秋NHK朝ドラ「舞いあがれ」、24年10月NHK「未来の私にブッかまされる!?」に出演。24年6月NHK BS時代劇「大岡越前7」では主演を務める。出演映画22年5月『20歳のソウル』、22年8月『バイオレンスアクション』、24年2月『劇場版マーダー★ミステリー 探偵・班目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血』、24年7月『乱歩の幻影』が公開。BSテレビ東京「ワタシが日本に住む理由」レギュラー出演、bayfm78「GROOVIN' ON THE ROAD」ではメインパーソナリティとしてレギュラー出演中。にじクラ第9回では、組曲『カルメン』の朗読も務める。
1956年6月創立。質の高い音楽を届ける「オーケストラ・コンサート」、音楽との出会いを広げる「エデュケーション・プログラム」、音楽の力で様々なコミュニティに貢献する「リージョナル・アクティビティ(地域活動)」という三つの柱に加え、2011年の東日本大震災以来「被災地に音楽を」届ける活動を継続している。これらの活動は高い評価を受け、第16回後藤新平賞を受賞。23年9月より首席指揮者にカーチュン・ウォンを迎え、桂冠名誉指揮者小林研一郎、桂冠指揮者兼芸術顧問アレクサンドル・ラザレフ、フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)広上淳一という指揮者陣を中心に年間150回を超えるオーケストラ公演を行う。26年の70周年に向け、芸術性と社会性を両輪とし、「温かさ」「人に寄り添う」土壌を大切にしながら、あらゆる人々へ、世代へ、地域へ、音楽の持つ様々な力を社会に活かしていくことを目指している。1994年に杉並区と友好提携を結び、本拠地とする。毎週水曜日22時54分~23時、BS朝日「Welcomeクラシック」出演中。
公式ホームページ https://japanphil.or.jp/ 公式X @Japanphil