第54回サントリー音楽賞受賞記念コンサート
井上道義(指揮)
【有料オンライン(ライブ&リピート)配信あり】
1946年東京生まれ。桐朋学園大学卒業。71年ミラノ・スカラ座主催グイド・カンテッリ指揮者コンクールに優勝して以来、一躍内外の注目を集め、世界的な活躍を開始する。ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者、新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、京都市交響楽団音楽監督、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督を歴任し、斬新な企画と豊かな音楽性で一時代を切り拓いた。シカゴ響、ベルリン放送響、ミュンヘン・フィル、スカラ・フィル、レニングラード響、ベネズエラ・シモン・ボリバル響などにも登場している。
2007年には日露5つのオーケストラとともに「日露友好ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト」を実施し、音楽・企画の両面で大きな成功を収めた。14年4月、病に倒れるが同年10月に復帰を遂げる。15・20年全国共同制作オペラ『フィガロの結婚』(野田秀樹演出)、17年大阪国際フェスティバル「バーンスタイン:ミサ」(演出兼任・国内で自身23年ぶり)、19年全国共同制作オペラ『ドン・ジョヴァンニ』(森山開次演出)、23年「井上道義:A Way from Surrender ~降福からの道~」を、いずれも総監督として率い、既成概念にとらわれない唯一無二の舞台を作り上げている。
09年「第6回三菱UFJ信託音楽賞奨励賞(オペラ『イリス』)」、10年企業メセナ協議会「音もてなし賞(京都ブライトンホテル・リレー音楽祭)」、16年度「渡邉曉雄音楽基金特別賞」「東燃ゼネラル音楽賞」、18年「大阪府文化賞」「大阪文化祭賞」「音楽クリティック・クラブ賞」、19年NHK交響楽団より「有馬賞」を受賞。オーケストラ・アンサンブル金沢桂冠指揮者。
1962年、クラシック音楽の振興と普及のために読売新聞社、日本テレビ放送網、読売テレビのグループ3社を母体に設立された。創立以来、世界的な指揮者、ソリストと共演を重ねている。現在、常任指揮者をセバスティアン・ヴァイグレが務め、サントリーホールや事業提携を結んでいる東京芸術劇場などで演奏会を多数開催。2017年11月にはシルヴァン・カンブルラン指揮のメシアン『アッシジの聖フランチェスコ』(全曲日本初演)が好評を博し、第49回サントリー音楽賞、『音楽の友』誌の「コンサート・ベストテン」第1位、レコード・アカデミー賞(特別部門)を受賞。22年2月には文化庁芸術祭大賞を、24年7月には三菱UFJ信託音楽賞奨励賞を受賞した。演奏会などの模様は日本テレビで放送されている。
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