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チェンバーミュージック・ガーデン
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サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン(CMG)

CMGフィナーレ 2023

堤剛(チェロ)   葵トリオ

CMG 2023を煌びやかに彩ってきたアーティストたちが大集合。瑞々しいアンサンブルが表情豊かに花咲きます。国際色豊かで世代を超えた室内楽の饗宴にご期待ください。

【NEW】 出演者たちが躍動するガラ・コンサートの全容が決定しました。(4月28日公開)
・豪華出演者たちによる室内楽の名作ハイライト
・クロンベルク・アカデミー(KA)とサントリーホール室内楽アカデミー(CMA)の共演
・ダイナミックで親密なやり取りが魅力、3つのピアノ五重奏曲を聴く

フィナーレ公演のオープニングは、クロンベルク・アカデミーに在籍するユリアス・アザル(ピアノ)と、サントリーホール室内楽アカデミーのカルテット・プリマヴェーラ(弦楽四重奏)による共演で、ドヴォルジャークの名曲、ピアノ五重奏曲第2番第1楽章の溌溂とした演奏でスタートします。続いて、CMA第7期フェローの代表として、ほのカルテット(弦楽四重奏)が登場。ソロや室内楽、オーケストラなどの多方面で活躍する4人が「グラズノフの5つのノヴェレッテ」よりを披露します。そしてCMG2023では様々な場面で登場した2人、日本を代表するハープ奏者の吉野直子と、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団首席ファゴットのミハエラ・シュパチュコヴァーが、ピアソラの「タンゴの歴史」で、またとない音世界に誘います。前半を締め括るのは、今最も勢いに乗る室内楽グループ葵トリオ(ピアノ三重奏)が、尊敬して止まない元東京クヮルテットの池田菊衛・磯村和英と共演。ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲第1~3楽章で、諧謔性と熱狂性を帯びたアンサンブルにご期待ください。

後半の冒頭は、原田幸一郎、毛利伯郎、練木繁夫らも加わった室内楽アカデミー・ファカルティによるシューマンのピアノ五重奏曲より第1・2・4楽章。円熟の演奏で、その熱量と説得力に圧倒されます。そしてクロンベルク・アカデミーを卒業した大江馨・毛利文香や、世界が注目する在校生の弦楽器3名と、ヴァイオリンの渡辺玲子をリーダーに迎えて演奏するのが、メンデルスゾーンの弦楽八重奏曲第3・4楽章。滾々とした音楽の泉が湧き立ちます。そしてフィナーレ公演のクライマックスは、クロンベルク・アカデミーと室内楽アカデミー講師たちによるCMGならではの競演です。世界を舞台に活躍しているミハエラ・マルティン、池田菊衛、今井信子、磯村和英、フランス・ヘルメルソン、堤剛による、ブラームス:弦楽六重奏曲第1番より第2・4楽章は、重厚で抒情性にあふれ、正しく「室内楽中の室内楽」で締め括ります。

有料オンライン(ライブ&リピート)配信あり、公演から1週間の限定で、何度でも繰り返し、お好きな時間にお楽しみいただけます。

【出演】
サントリーホール室内楽アカデミー 
 ヴァイオリン:原田幸一郎/池田菊衛
 ヴィオラ:磯村和英
 チェロ:堤 剛/毛利伯郎
 ピアノ:練木繁夫
 カルテット・プリマヴェーラ/ほのカルテット(室内楽アカデミー選抜フェロー)
クロンベルク・アカデミー
 ヴァイオリン:ミハエラ・マルティン/大江 馨/毛利文香
 ヴィオラ:今井信子/ハヤン・パク/サラ・フェランデス
 チェロ:フランス・ヘルメルソン/アレクサンダー・ヴァレンベルク 
 ピアノ:ユリアス・アザル
ヴァイオリン:渡辺玲子
ファゴット:ミハエラ・シュパチュコヴァー
ハープ:吉野直子
ピアノ三重奏:葵トリオ

堤剛(チェロ)   葵トリオ
ユリアス・アザル(ピアノ)、カルテット・プリマヴェーラ
ほのカルテット、吉野直子(ハープ)、ミハエラ・シュパチュコヴァー(ファゴット) 
原田幸一郎/池田菊衛(ヴァイオリン)、練木繁夫(ピアノ)、毛利伯郎(チェロ)、磯村和英(ヴィオラ) ©K. Iida

クロンベルク・アカデミー
(上)講師:ミハエラ・マルティン(ヴァイオリン)、今井信子(ヴィオラ)、フランス・ヘルメルソン(チェロ)
(下)卒業生:大江馨/毛利文香(ヴァイオリン)
渡辺玲子(ヴァイオリン)

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