サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデンの歴史
<CMG 2011~2021>
「サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン(CMG)」は、ブルーローズ(小ホール)の親密な空間で室内楽の楽しさを伝える企画として、開館25周年の2011年にスタートしました。以降、毎年約2週間、サントリーホール30周年・35周年にあたる2016年・21年には約3週間のフェスティバルをお届けしてきました。CMG10回目を迎えた2020年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため通常公演の開催を見送りましたが、有料配信・無観客公演を行いました。オンライン配信は21年以降も継続し、臨場感あふれる彩り豊かな「室内楽の庭」を、お好きな場所と時間で気軽にお楽しみいただいています。
毎年、CMGはチェリスト堤剛による「堤剛プロデュース」で開幕します。CMG名物企画となったべートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏会「ベートーヴェン・サイクル」には、これまで9団体が登場しました。また、2010年に開講した「サントリーホール室内楽アカデミー」で学ぶ若手演奏家たちは、CMGで日頃の研鑽の成果を披露し、世代を超えた世界の音楽家や聴き手とともに、室内楽の楽しさと深みを分かち合っています。
これまでの公演内容を特集ページや公演チラシ(PDF)、公演写真でご覧ください。