ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲を演奏する「ベートーヴェン・サイクル」(全6回)公演には、20年超のキャリアを誇るロシアのアトリウム弦楽四重奏団が登場します。2020年に予定していた公演がやむなく中止となり、更なる2年間の準備を経て臨みます。
アトリウム弦楽四重奏団は、ロンドンとボルドーのコンクールで輝かしい2冠を飾り、世界各地でカリスマ的な存在感を示しています。ロシアの真髄を弦楽四重奏に注ぎ、これまでのショスタコーヴィチやチャイコフスキーの全曲演奏プロジェクトでは、息をのむほどの凄みを発揮してきました。
全6回の演奏会では、前・中・後期の作品をバランス良く配し、2020年のベートーヴェン生誕250周年とアトリウム弦楽四重奏団結成20周年を記念して委嘱した、ロシアの現代作曲家・ボドロフの弦楽四重奏曲第2番の日本初演(6月7日)を取り上げるなど、意欲的な構成です。
初回の6月5日公演は有料オンライン(ライブ&リピート)配信あり、公演から1週間の限定で、何度でも繰り返し、お好きな時間にお楽しみいただけます。また、全6公演のセット券をサントリーホール・メンバーズ・クラブ先行発売期間限定(2月5日~13日)で80席販売。下記6月5日公演のリンク先より、3割引きの価格で大変お得にご購入いただけます。