主催公演

キユーピー スペシャル
サントリーホール ニューイヤー・コンサート 2022
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団

来日の準備を進めてまいりましたウィーン・フォルクスオーパー交響楽団は、政府による「オミクロン株への対応に関する水際対策措置の強化」により入国が困難な状況となりました。つきましては、公演を残念ながら開催中止とさせていただきます。
チケットをご購入いただいたお客様にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。


♪ 新年の幕開けを優雅で華やかなウィーンの調べとともに
♪ 地元で愛され続ける、ウィーン生粋のオーケストラならではのプログラム


日本で最初に元旦のニューイヤー・コンサートを行ったのはサントリーホール。1988年のことです。
いまや日本の新年の風物詩とも言えるニューイヤー・コンサートです。
ウィーンの舞踏会シーズンの始まりにふさわしく、シュトラウスⅡ世のウィンナ・ワルツやポルカなど心が躍る曲が次々に。ウィーン・フォルクスオーパーやソリストたちとの親密な空気感も、サントリーホールの定番ならでは。
ウィーンの風を感じ、新しい年を祝うひととき。音楽とともにある2022年への願いを込めて、来年のお正月はサントリーホールで過ごしませんか?

★ 本場のウィンナ・ワルツやバレエで祝うニューイヤー・コンサート 
サントリーホールの年末年始を華やかに明るく彩ってくれる、おなじみのウィーン・フォルクスオーパー交響楽団。昨冬は残念ながらコロナ禍で来日がかなわず、今回満を持しての来日です。
ソリスト歌手には、フォルクスオーパー専属歌手の黄金コンビが出演。2010年~18年フォルクスオーパーの専属歌手として活躍し、現在は欧米各地の歌劇場で活躍するディーバ、ベアーテ・リッター(ソプラノ)と、今回でニューイヤー・コンサート7度目の出演となるテノールのメルツァード・モンタゼーリの歌声にご期待ください。
指揮には、欧米の歌劇場やプロダクションで引く手あまたのアレクサンダー・ジョエルが、19年のニューイヤーに続き2度目の登場。
また、バレエ・アンサンブルSVOウィーンが華麗なウィンナ・ダンスでステージを彩ります。

★ ももいろクローバーZ 佐々木彩夏さんもニューイヤー・コンサートに
毎年、ご家族でニューイヤー・コンサートに来場されている佐々木彩夏さんに、メッセージをいただきました。ページ下欄にてご紹介しています。

     ウィーン・フォルクスオーパー劇場

フォルクスオーパー団員にきく、ウィーンの年末年始

ウィーンでは、年末年始はどのように音楽を楽しんでいるのでしょうか。4人の団員が答えてくれました。

■ ベッティーナ・グラディンガー
 (ヴァイオリン、コンサート・ミストレス) 
日本に行っていない時は、大晦日には大抵フォルクスオーパーで行われるオペラ『こうもり』でヴァイオリンを弾いています。それから、家に帰って家族や友達と年越しを祝います。カウントダウンには、シャンパンをあけて、グリュックシュヴァインヒェン(という縁起物のこぶたの形のお菓子)を食べるのが習慣です。そして、ラジオで「新年の鐘」を聴いて、『美しく青きドナウ』で踊ります。我が家から見えるシャフベルクの打ち上げ花火がとても素敵な眺めです。1月1日には、いつも午前11時から始まるウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートを聴いています。

■ エーリッヒ・ザウフナウアー
 (ホルン、ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団団長) 
カウントダウンといえば、私にとっては、シュテファン大聖堂の鐘を聴くこと、そして妻と一緒に『美しく青きドナウ』を踊ること、この2つの恒例行事がすぐに頭に浮かびます。もちろんそこに、家族と一緒のシャンパンとおいしい食事の思い出もついてきます。
ここしばらくは、オーケストラの団長として、日本でのジルヴェスター・コンサートとニューイヤー・コンサートが私のお正月の定番となっています。子供の頃は、毎年ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートをテレビで観ていました。

©Barbara Palffy

■ ビアンカ・シュスター (ファゴット) 
たいていの大みそかは、サントリーホールでのコンサートか、フォルクスオーパーでのオペラ『こうもり』のオーケストラ・ピットにいます。
ウィーンにいる時は、『こうもり』の公演が終わった後すぐに、市街から離れて山の方に向かいます。山の上から、新年を祝う花火を見るためです。新年の音楽と言えば、私にとっては、「新年の鐘」と、『美しく青きドナウ』ですね。この2つの「音楽」は、オーストリア中のラジオ、テレビ、インターネットで流れます。それを聴きながらシャンパン片手に、新年を祝って乾杯します。

©Barbara Palffy

■ ドミニク・ファイヒティンガー (打楽器) 
僕は、個人的には、大みそかを友達と一緒にのんびり過ごすのが一番好きです。大みそかの夜は、そこかしこに音楽があふれていますが、僕の場合は、だいたいフォルクスオーパーでのオペラ『こうもり』か、サントリーホールの「ジルヴェスター・コンサート」に出ているかのどちらかです。どちらのコンサートも、とてもウィーンっぽい年越しの過ごし方だと思っています。
大みそかの夜に『美しく青きドナウ』で抱き合ってダンスを踊る事は僕にとっては小さい頃からの原風景なので、もし仕事がなかったら、この日は外に飛び出して踊りたいですね。

©Alan Lacuin
  • 「サントリーホール ニューイヤー・コンサート」 これまでの公演より

ももいろクローバーZ 佐々木彩夏さんも
ニューイヤー・コンサートに

ももいろクローバーZの佐々木彩夏です。
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団の皆さんの2年ぶりの来日、
とてもうれしく思います!

私は毎年、家族でニューイヤー・コンサートに伺わせていただいています。
新年におめかしして、みなさんの演奏を聴かせていただくと
明るく楽しい気持ちになって、今年も1年頑張ろうという気持ちになれます。

耳でも目でも楽しめて、自分も演奏に参加させていただいているような気持ちになれるニューイヤー・コンサートが大好きです!
来年も楽しみにしています(^^)