2023年9月12日
サントリーホール 室内楽アカデミー第7期活動レポート(2022年9月~23年6月)
[インタビュー]
ほのカルテット ~「大阪国際室内楽コンクール2023」第2位受賞
ポルテュス トリオ ~横浜出身の3人が偶然出会って結成
サントリーホール室内楽アカデミー第7期は、2022年9月にスタートしました。弦楽四重奏団はカルテット・インフィニート、クァルテット・フェリーチェ、カルテット・プリマヴェーラ、ほのカルテット、クレアール・クァルテットの5団体、ピアノ三重奏団はトリオ・アンダンティーノ、ポルテュス トリオの計7団体が受講することになりました。
10月に例年同様、フェロー(受講生)とファカルティ(講師)が「とやま室内楽フェスティバル」に参加し、1週間にわたるレッスンとコンサートの日々を過ごしました。
23年4月には「サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン(CMG)」に向けた選抜演奏会で、フェローたちが研鑽の成果を発表。5月大阪国際室内楽コンクール2023に、ほのカルテットとポルテュス トリオが参加し、ほのカルテットが室内楽アカデミー受講生として初めて、第2位とアンバサダー賞獲得の快挙に輝きました。
6月開催のCMGではブルーローズ(小ホール)で「ENJOY! 室内楽アカデミー・フェロー演奏会」「室内楽のしおり~葵トリオとホープたち」「ラデク・バボラークの個展'23~若き音楽仲間とともに」「CMGフィナーレ 2023」にて、フェローたちがお客様に演奏を披露し、演奏の場を通じて大きな成長を遂げました。
1年間のワークショップやブルーローズ(小ホール)でのCMG公演を取材した片桐卓也さん(音楽ライター)、山田治生さん(音楽評論家)のレポートと、アカデミーで学ぶほのカルテット、ポルテュス トリオのインタビューをご紹介します。アカデミー生たちのこれからの活動にぜひご注目ください。