オペラ・アカデミーの修了生・現役生たちが10月2日「サントリーホール35周年記念 ガラ・コンサート」、10月7日・9日「ホール・オペラ_®『ラ・トラヴィアータ』」、10月8日「若き音楽家たちによるフレッシュ・オペラ『ラ・トラヴィアータ』」の5公演に出演しました。

ガラ・コンサートにはアドバンスト・コース第1期生の林 眞暎（メゾ・ソプラノ）が出演。二コラ・ルイゾッティ指揮東京交響楽団の演奏で、ズザンナ・マルコヴァ（ソプラノ）、フランチェスコ・デムーロ（テノール）、アルトゥール・ルチンスキー（バリトン）ら世界の歌劇場で活躍するアーティストと共演し、イタリア・オペラの華やかなプログラムをお届けしました。また、合唱団メンバーとして修了生やアドバンスト・コースの現役生が参加しました。

5年ぶりに開催したホール・オペラ_®は、かつてのホール・オペラ_®を指揮し、数々の名演を残したルイゾッティを迎えて『ラ・トラヴィアータ』を上演。フローラ役の林 眞暎（メゾ・ソプラノ）、アンニーナ役の三戸はるな（ソプラノ）がヴィオレッタ役のズザンナ・マルコヴァ、アルフレード役のフランチェスコ・デムーロ、ジェルモン役のアルトゥール・ルチンスキーらと共演しました。
また、ホール・オペラ_®と同じ演出・舞台で上演したフレッシュ・オペラ『ラ・トラヴィアータ』では、ヴィオレッタ役の大田原 瑶（ソプラノ）とアルフレード役の石井基幾（テノール）が、大ホールでの本格的なオペラ・デビューを果たしました。ホール・オペラ_®、フレッシュ・オペラとも合唱団メンバーにガラ・コンサートの合唱メンバーの一部が参加しました。

フレッシュ・オペラの出演者はホール･オペラ_®のカバーキャストやアンダースタディをつとめつつ、田口道子の演出のもと稽古を重ねました。アカデミー修了生の林眞暎、大田原瑶、石井基幾、三戸はるなに『ラ・トラヴィアータ』の役どころや、共演者から刺激を受けたことなどをインタビューしました。アカデミーで研鑽を積んだことが、今回の舞台にどのように生かされたのかについても聞いています。アカデミー修了生の生の声をぜひご覧ください。