オペラ
2019年4月15日
オペラ・アカデミー公演 モーツァルト:オペラ『フィガロの結婚』 開催レポート
2月11日、13日の2日間、たくさんのお客様をお迎えして、オペラ・アカデミー生たちの若さ溢れる熱演をお届けしました。ブルーローズ(小ホール)ならではの空間を活かした会場全体を使った演出で、3時間半におよぶ上演で会場は熱気に満ちた一体感に包まれ、カーテンコールでは温かな拍手が送られました。
上演にあたっては、世界一流のオペラ・プロダクションを知り尽くした二人の指導者、オペラ・アカデミーのエグゼクティブ・ファカルティ、ジュゼッペ・サッバティーニと、イタリア在住の演出家・田口道子による厳しくも愛情に満ちた綿密なレッスンが行われました。まず田口道子からディクション稽古でレチタティーヴォの発音や表現法を学び、そして演出稽古と3ヶ月にわたりみっちり指導を受けました。さらに1月下旬にはジュゼッペ・サッバティーニが来日し、厳しい音楽稽古が行われました。
上演後、カーテンコールの温かな拍手を受けた出演者たちは充実の表情。5月の研修修了に向けて、大きくステップアップしました。