導入企業インタビュー

リコーITソリューションズ株式会社

取締役執行役員 経営企画本部本部長 木村さま

コミュニケーション推進グループ 谷口さま

コミュニケーション推進グループ 島田さま

ご利用規模

約1,000人

業種

IT

導入事業所

仲町台本社・北見・札幌・秋田・金沢・鹿児島

『社員の働きがい向上を目指して全国の事業所へ導入!』

インタビュー画像
▲左から島田さま、木村さま

複写機、各種プリンティング製品、カメラ商品といった多種多様な製品をお取り扱いされているリコーグループ内のITプロフェッショナル集団である、リコーITソリューションズ株式会社にインタビューを実施すべく、オフィスに訪問!本サービスを導入するきっかけは何だったのか、また、導入後にどんな反響があったかお話を伺いました。

インタビューのポイントまとめ

  • 1.
    コロナ収束と事業所のリニューアルタイミングなどを図りながら導入を進めていき、初回導入から半年程度をかけて全国の事業所へ導入
  • 2.
    自販機を通じて社員同士のコミュニケーションに変化が生まれている
  • 3.
    これからは “働きやすさ” だけではなく、“働きがい” を感じてもらえる取組が必要

導入背景について教えてください

(木村さま)
コロナ禍において働き方がリモートワーク中心となり出社率が10%程度だった中でも、社内のIT環境構築により仕事に必要なコミュニケーションはとれていました。
しかしながら、チームや部署、プロジェクト内において偶発的な会話によって起きていた “ちょっとした相談” が薄れていることに気づきました。出社時のコミュニケーション創出を目的に、まずは札幌事業所で社長のおごり自販機を導入することとなりました。

導入後、従業員さまから反応はいかがでしょうか?

(木村さま)
札幌事業所の反応がかなり良かったですね。今まであまり声掛けしなかった人同士がちょっとしたことで「おごり行きませんか?」と声をかけて一緒に自販機へ向かい、その場にあるテーブルで雑談をして帰っていくという姿が見られるようになりました。社長のおごり自販機がきっかけで “会社に行くことが楽しみになった” なんて声もありましたね。
結果として出社率についても5~10%程度あがったのではないかと認識しています。

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全国の事業所さまには、どのように広がっていったのでしょうか?

(木村さま)
札幌事業所への導入後、仲町台の本社をはじめ各事業所から問い合わせがありました。社員に働きやすさだけでなく、働きがいをもっと感じてもらう施策を考えているなかで、“あの事業所には社長のおごり自販機があるが、この事業所にはない” という状態は避けたかった。その為、コロナ収束と事業所のリニューアルタイミングなどを見計らいながら導入を進め、半年程度をかけて全国の事業所へ導入していきました。
仲町台の本社には会議や研修で全国の事業所から社員が集まる機会がありますが、“名前は知っているものの話したことがない” 社員がけっこうおりまして。そういった関係性においても、社長のおごり自販機を通じて「あの、おごり行きませんか?」と会話が生まれることもあります。各拠点への導入により使い方は把握しているので、声かけのハードルも下がっているように感じますね。

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▲“声がけ”をしやすくする目的で導入したwelcomePOP

おごり自販機を通じたエピソードがありましたら、教えてください。

(木村さま)
新入社員の集合研修を実施している際、開始前や昼休みに利用している姿をみてコミュニケーションが生まれていることを感じました。今までは研修が終わるとすぐに解散していたのが通例でしたが、終了後も何名かで残り 、社長のおごり自販機を使って雑談し「じゃあ、またね!」と各拠点へ帰っていく。そんな変化もありました。
また、一部社員からの声としては
・苦手だと感じていた上司から誘われ、気持ち的に働きやすくなった
・自分自身が積極的に話しかけるタイプではなかったが、声かけしやすくなった
・昔一緒に仕事をしていた社員と久々に会話し、以前の関係性に戻った
などの声もありました。社長のおごり自販機を通じて社員同士のコミュニケーションに変化が生まれていることは、とても素敵なことだと感じています。

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福利厚生に力を入れる理由とは何でしょうか?

(木村さま)
社員への投資です。我々の業界では、人が唯一の現実財産です。その人の活動により成果が出て、業績を上げております。社員の働きやすさを追求すると同時に、これからは働きやすさだけではなく、働きがいをもっと感じてもらえる取組が必要だと考えております。社長のおごり自販機は、社員と社員をつなぐきっかけを提供してくれるツールだと感じているので、今後も各事業所において有効に活用していきたいです。
また、社員からは “会社に社長のおごり自販機が導入されたことを家族に紹介した” なんて声も聞いています。会社の施策をご家族へ紹介する機会ってなかなかないと思うので嬉しいですね。

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社長のおごり自販機は、どういった企業の方におススメできそうですか?

(木村さま)
社長のおごり自販機は、2人で同時に使わないといけない、一緒に使う相手を変えないといけない、などある種のゲーム感覚があると思います。ただお金をばらまくだけの福利厚生ではなく、ちょっとした楽しみがあり利用のハードルが低い福利厚生を探している企業にはマッチすると思います。
アフターコロナで社員の出社促進をされる企業も増えてきていますが、今後、ある程度リモートも活用しながらハイブリッドでの働き方を推奨していく企業にもオススメです。

編集後書

取材を通じて、オフィス内の風通しの良さをとても感じました。社員のみなさんがイキイキと、いい距離感で働かれていることを感じ、「人」を大切にされているリコーITソリューションズ株式会社さまの様々なお取組が浸透していることが素敵でした。
木村さま、谷口さま、島田さま、ありがとうございました。

インタビュー者 サントリー食品インターナショナル株式会社
マーケティング部 松本 俊 記

サントリービバレッジソリューション株式会社
法人営業本部 田中 大輔/相江 和幸 記

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