2025年3月2日(日)
「没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ」展に関連し、本展を監修した富山市ガラス美術館 館長の土田ルリ子氏による講演会を行いました。ガレの人生を追いながら、情熱を注いだ作品の数々や、ガレを取り巻く背景についても詳しくお話しいただきました。
講師: 土田ルリ子氏(富山市ガラス美術館 館長)
2024年11月17日(日)、12月1日(日)、12月20日(日)
中高生対象・サン美美術部では、応募してくれた7人の「登録メンバー」が、全3回のワークショップでグラフィックデザイナーと共に小さな肩掛けバッグ(サコッシュ)のデザインに取り組みました。
完成したグッズは期間限定で「登録メンバー」にプレゼントします。
講師: 講師:松尾由佳氏(Nica/グラフィックデザイナー)、当館エデュケーター 撮影:田山達之
2024年12月15日(日)
「儒教のかたち こころの鑑-日本美術に見る儒教-」展に関連し、筑波大学芸術系准教授の水野裕史氏による講演会を行いました。様々な孔子像や帝鑑図の作例をご紹介頂きながら、儒教と美術の関係性を中心にお話しいただきました。
講師: 水野裕史氏(筑波大学芸術系准教授)
2024年11月2日(土・祝)
中学生以下のお子さまをお連れの方は入館料が割引になるキッズフレンドリーな時間帯。「わくわくわーくしーと」のミッションに挑戦して、スタッフと対話をしながら作品鑑賞できる時間です。6階ホールでは、予約不要のワークショップを開催。「雨宿り図屛風」にちなみ、紙で自分の分身を作って飾り、「みんなの雨宿り図」ができました。他にもこの日だけのフォトスポットなど、子どもから大人まで、皆様に賑やかなサントリー美術館をお楽しみいただきました。
撮影:渕上勝
2024年10月27日(日)
中学生・高校生対象のサントリー美術館の美術部、略して「サン美美術部」のイベント。今回は、「没後300年記念 英一蝶 ―風流才子、浮き世を写す―」展を担当した学芸員の解説を聞いて展覧会を鑑賞し、展示作品の細部に注目。人物や動物のセリフを考えたり、状況を一言で説明するフレーズを考えたりするなど、参加者同士で発見を共有しながら英一蝶の画業と魅力あふれる人物像にせまりました。
講師: 当館学芸員、当館エデュケーター
2024年10月6日(日)
「没後300年記念 英一蝶 ―風流才子、浮き世を写す―」展に関連し、静嘉堂文庫美術館・館長/北斎館・館長の安村敏信氏による講演会を行いました。「多賀朝湖」と名乗っていた時期の一蝶が、風俗画家としてだけでなく、俳諧などのマルチな能力を開花させていく様子をお話いただきました。
講師: 安村敏信氏(静嘉堂文庫美術館・館長/北斎館・館長)
2024年9月27日(土)
「六本木アートナイト2024」の特別プログラムとして、1Fレクチャールームにてより展覧会鑑賞を楽しむためのデジタルコンテンツ「みどころキューブ(R)」を使ってオリジナルのデジタル展覧会を考えるワークショップを行いました。ワークショップ終了後は、デジタル展覧会を一般公開し、MRゴーグルを使ってより没入感のある体験をしました。
未来の美術館を考えるパネル展示をご覧いただき、新たな視点で美術鑑賞を考える機会となりました。
講師: 当館エデュケーター、企画協力:大日本印刷株式会社
2024年9月27日(土)
「六本木アートナイト」は、六本木の街を舞台にしたアートの饗宴で、様々な商業施設や文化施設がアートやパフォーマンス等の多様な作品を街なかに点在させる、東京を代表するアートの祭典です。サントリー美術館では「没後300年記念 英一蝶 ―風流才子、浮き世を写す―」展に関連し、講談師の神田松麻呂さんによる講談「柳沢昇進録 浅妻船」を上演しました。描いた絵がきっかけで三宅島に流される多賀朝湖(のちの英一蝶)と、江戸で待つ俳諧師・宝井其角の友情談を迫力たっぷりにお話しいただき、展覧会とともに参加者の皆さんにお楽しみいただきました。
出演:神田松麻呂氏(講談師)、撮影:田山達之
2024年8月16日・17日(金・土)
夏休みの2日間、いつも入館無料の中学生以下に加えて、高校生も無料で入館可能な「中高生サマーミュージアム」を実施しました。さらに8月17日には「よもやま話:“中の人”が語るサントリー美術館のウラ側!?」と題し、サントリー美術館スタッフによる、仕事をテーマにしたトークイベントを実施しました。美術館での仕事の醍醐味や、スタッフたちはどうしてサントリー美術館で働くことになったのか?など、ここだけのお話をお届けしました。
2024年8月6日(火)
夏休み恒例、休館日の特別イベント「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」を、事前予約制で、小中学生とその保護者を対象に無料で開催しました。「おしゃべり鑑賞タイム」や、ツアー形式で美術館内をめぐる「びじゅつかんのひみツアー」、自分だけのキラキラ小箱を作るワークショップなどを行いました。さらに今年は第10回を記念して募集した「こどもびじゅつかんレポーター」が展覧会の魅力を伝える記事を作るなど、さまざまなプログラムを通じて、美術館ならではの体験を楽しんでいただきました。
特設ウェブサイトはこちら(終了しました)
撮影:田山達之
2024年7月21日(日)
「徳川美術館展 尾張徳川家の至宝」展に関連し、徳川美術館館長の徳川義崇氏と、徳川美術館学芸部部長代理の吉川美穂氏によるリレー形式の講演会を行いました。大名文化を守り伝えてきた尾張徳川家の歴史や、徳川美術館の所蔵作品について貴重なお話しをいただきました。
講師: 徳川義崇氏(徳川美術館 館長)、吉川美穂氏(徳川美術館 学芸部部長代理)
2024年6月2日(日)
中学生・高校生対象のサントリー美術館の美術部、略して「サン美美術部」の今回のイベントは「サントリー美術館コレクション展 名品ときたま迷品」をじっくり鑑賞したあと、展示されているコレクションの中から、自分の「メイヒン」を見つけるプログラムを行いました。最後に自分の選んだ「メイヒン」をシートにまとめ、展覧会担当学芸員やスタッフも交えて、選んだ作品やその理由をみんなで共有しあいました。
講師: 当館学芸員、当館エデュケーター、撮影:田山達之
2024年5月5日(日・祝)
こどもの日、5月5日の10時から13時にキッズフレンドリーな時間「ファミリータイム」を開催しました。展示室内では、お子様向けの鑑賞支援ツール「わくわくわーくしーと」を使って、スタッフと対話をしながら鑑賞するイベントを実施しました。また、6階ホールでは紙やペン、シールを使って、色とりどりの「みんなのこいのぼり」を作ったり、展示中の作品の塗り絵に挑戦するなど、子どもから大人までどなたでもお楽しみいただける機会となりました。
撮影:田山達之
2024年3月20日(水・祝)
中学生・高校生対象のサントリー美術館の美術部、略して「サン美美術部」の今回のイベントは「四百年遠忌記念特別展 大名茶人 織田有楽斎」を担当した学芸員のお話を聞き、展覧会鑑賞をしました。「サン美美術部手帳」を活用しながら、「織田有楽斎」の人物像を想像してグループでディスカッションを行いました。各々が展示作品をもとに有楽斎の思いや人柄までイメージを膨らませる機会となりました。
講師: 当館学芸員、当館エデュケーター、撮影:田山達之
2024年3月3日(日)
「四百年遠忌記念特別展 大名茶人 織田有楽斎」展に関連し、京都府立大学客員教授、茶道資料館顧問の筒井紘一氏による講演会を行いました。有楽斎の交友関係や茶会の記録をはじめとした貴重な資料から、有楽斎の茶の湯について理解を深めることができました。
講師: 筒井紘一氏(京都府立大学客員教授、茶道資料館顧問)
2024年1月21日(日)
サントリー美術館休館中、中高校生対象のサントリー美術館の美術部「サン美美術部」の課外活動として21_21 DESIGN SIGHTで「もじ イメージ Graphic 展」をガイド付きで鑑賞しました。サントリー美術館で中心に扱う日本美術と、デザインの展覧会は分野が違うように感じますが、繋がる点も多く新しい発見があったのではないでしょうか。鑑賞後は、展覧会を見て自分がどう感じたのかを、文字や文章で表し、デザインやアートについて考えながら交流を深めました。
講師: 当館エデュケーター、協力:21_21 DESIGN SIGHT、撮影:田山達之
2023年11月25日(土)
中学生・高校生対象のサントリー美術館の美術部、略して「サン美美術部」の登録メンバー限定の呈茶席を開催いたしました。普段は非公開のお茶室「玄鳥庵」で、講師から茶道の心や茶室でのふるまいについてお話をお聞きしました。また、実際に薄茶とお菓子を楽しみ、自分でお茶を点てる体験をおこないました。この一瞬一瞬を大切にという心や作法を知り、茶席での特別な時間を過ごすことができました。
講師: 河田宗愛氏(裏千家教授)、当館エデュケーター、協力:目黒東籬庵茶道教室、撮影:渕上勝
2023年11月15日(水)
幕末から明治への転換期、混沌とする社会の中で様々な芸術が花開き、芝居を題材とした美術や音楽が多く生まれました。本イベントでは、展示作品の中から邦楽との共通の題材の作品を選び、ナビゲーターのいとうせいこう氏と本展覧会担当学芸員、演奏家によるトーク、邦楽曲の演奏をお楽しみいただきました。
出演:いとうせいこう氏、新内志賀氏、常磐津兼太夫氏ほか
制作協力:独立行政法人日本芸術文化振興会(国立劇場)、撮影:渕上勝
2023年11月11日(土)
六本木の美術館をめぐり多様なアートに出会う中高生対象ツアーの第2回を開催しました。国立新美術館、森美術館、サントリー美術館をスタッフと一緒に徒歩で移動しながら、展覧会や美術館のお話を聞き、「3館の共通点と相違点」や「アートってなんだろう?」を考えました。
講師: 当館エデュケーター 企画協力:国立新美術館、森美術館ラーニング 撮影:田山達之
2023年11月5日(日)
「激動の時代 幕末明治の絵師たち」展に関連し、静岡県立美術館館長の木下直之氏による講演会を行いました。展示作品を切り口にしながらも、展覧会ではご紹介しきれなかった幕末明治期の彫刻や生(いき)人形などについて幅広い視点からお話しいただきました。
講師: 木下直之氏(静岡県立美術館館長)
2023年11月3日(金・祝)
文化の日、11月3日の10時から13時にキッズフレンドリーな時間「ファミリータイム」を開催しました。展示室内では、お子様向けの鑑賞支援ツール「わくわくわーくしーと」を使って、スタッフと対話をしながら鑑賞するイベントを実施しました。また、6階ホールでは、クレヨンやシール、紙版画などで葉っぱのかたちの紙をさまざまに装飾して壁に貼り、「みんなの紅葉」を作りました。
撮影:田山達之
2023年8月15日(火)
夏休み恒例、休館日の特別イベント「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」。今年は事前予約制で、小中学生とその保護者対象に無料でさまざまなプログラムを開催しました。ワークシートを手に「虫めづる日本の人々」展を鑑賞したり、ミニ巻物を作ったり。ツアー形式で美術館内を回る「びじゅつかんのひみツアー」や「おしゃべり鑑賞タイム」、昆虫ハンターの牧田習さんによるトークイベントなどを開催しました。期間限定の特設サイトではオンラインプログラムも配信し、たくさんの子どもたちに美術館体験を楽しんでいただきました。
特設ウェブサイトはこちら(終了しました)
撮影:田山達之
2023年8月10日(木)、11日(金)、12日(土)
東京ミッドタウン館内で様々なワークショップを開催する「MIDTOWN SUMMER WORKSHOP」期間中、サントリー美術館では「虫めづる日本の人々」展にちなみ、造形作家の下中菜穂氏による、江戸時代の切り紙「もんきり」で小さな生き物のかたちを作る親子向けワークショップをおこないました。型紙に合わせて紙を切ると、蝶や蜻蛉などの虫に加えて植物などの形ができあがります。お子さまと保護者で協力し合いながら伝統的なデザインをお楽しみいただきました。
講師: 下中菜穂氏 (造形作家)、撮影:田山達之
2023年8月6日(日)
「虫めづる日本の人々」展にちなみ、法政大学名誉教授の田中優子氏による講演会を行いました。日本の伝統と中国や西欧の影響に言及しながら、虫めづる江戸文化についてお話しいただきました。
講師: 田中優子氏(法政大学名誉教授)
2023年8月4日(金)、5日(土)
中学生・高校生対象のサントリー美術館の美術部、略して「サン美美術部」。夏休みの2日間はサントリー美術館内にサン美美術部の「部室」が出現しました。この2日間は、いつも入館無料の中学生に加えて、高校生も無料で入館が可能。ギャラリーツアーや絵巻物のミニレクチャーも開催し、部室ではひと休みしたり、スタッフや部員同士で交流したり、自由にお過ごしいただきました。
撮影:田山達之
2023年5月27日(土)
淡路人形座(※第19回サントリー地域文化賞受賞)は兵庫県南あわじ市に約500年前から伝わっている淡路人形浄瑠璃を継承しています。今回はアートナイト特別プログラムとして、代表的な演目「戎舞」の上演と、ヴァイオリニスト益子侑氏による楽曲に合わせて人形が華麗に舞う「iZA!」を上演しました。更にアートナイト特別企画として、現地で催されているバックステージツアーや大道具返しの映像上映も行い、淡路人形浄瑠璃の魅力をお楽しみいただきました。
出演:淡路人形座 撮影:渕上勝
2023年5月5日(金・祝)
こどもの日にちなみ、10時から13時をキッズフレンドリーな時間と設定した「ファミリータイム」を当館で初めて開催しました。展示室内では、お子様向けの鑑賞支援ツール「わくわくわーくしーと」を使って、スタッフと対話をしながら鑑賞するイベントを実施しました。また、6階ホールでは、ミニワークショップ「みんなのこいのぼりを作ろう!」を行い、紙で様々なこいのぼりを作って飾りました。子どもから大人までどなたでもお楽しみいただける機会となりました。
撮影:田山達之
2023年4月30日(日)
「吹きガラス 妙なるかたち、技の妙」展にちなみ、ガラス工芸史家の井上曉子氏による講演会を行いました。ガラス工芸の歴史に沿いながら、西洋と東アジアのガラスそれぞれの魅力や明治以降の日本の産業としてのガラスについてお話しいただきました。
講師: 井上曉子氏(ガラス工芸史家)
2023年4月23日(日)
中学生・高校生対象のサントリー美術館の美術部、略して「サン美美術部」の第3回目のイベントを開催。今回は出品作品である当館所蔵「藍色ちろり」の技法研究を行った東京藝術大学ガラス造形研究室から、地村洋平氏、吉田謙也氏をゲストに迎え、「吹きガラス」展を担当した学芸員ともに、研究成果についてお話をしていただきました。その後展覧会を鑑賞して、講師やスタッフとコミュニケーションをとりながら自分のおすすめ作品をシートに記入し、発表しあいました。実際にガラス制作や研究に携わっている方の話を直接聞くことで、作品への関心を深める事が出来ました。
講師: 東京藝術大学ガラス造形研究室(地村洋平氏、吉田謙也氏)、当館学芸員、当館エデュケーター 撮影:田山達之氏
2022年12月18日(日)
中学生・高校生対象のサントリー美術館の美術部、略して「サン美美術部」の第2回目のイベントを開催。今回は「京都・智積院の名宝」展を担当した学芸員のお話を聞きながら、ガイドシステムを使用してギャラリーツアーを行いました。参加者は智積院の貴重な宝物を前に、熱心に展示鑑賞をしました。また、中高生に配布している「サン美美術部手帳」を片手に熱心にメモやスケッチを行い、それをもとにグループワークを実施。自分の【イチオシ作品】を発表して、作品に対する思いや理解を深めました。
講師: 当館学芸員、当館エデュケーター