2018年9月19日(水)~11月11日(日)
※作品保護のため、会期中展示替を行います。
※本展は九州国立博物館(2019年1月29日~3月24日)へ巡回します。
※各作品の出品期間は、出品作品リスト(PDF) をご参照ください。
京都の山科盆地にある醍醐寺は、貞観16年(874)に理源大師聖宝(832~909)によって開かれて以来、真言宗醍醐派の総本山として、常に歴史の表舞台で重要な役割を果たしてきた名刹です。真言密教のうちでも加持祈禱や修法など実践を重視する寺として発展したことで、その本尊となる彫刻や絵画、修法で用いる仏具など、開創期からの本格的な密教美術の数々が伝わります。また、修法の次第や方法、本尊の図像についての記録、各時代の為政者からの帰依を表す文書などは7万点近くに及ぶもので、国宝「醍醐寺文書聖教」として醍醐寺の繁栄の歴史を伝えています。
本展は国宝・重要文化財に指定された仏像や仏画を中心に、濃密な密教美術の世界をご体感いただくとともに、普段は公開されない貴重な史料・書跡を通じて、平安時代から近世にいたる醍醐寺の変遷をたどるものです。なかでも、中尊が2メートル近くの像容を誇る国宝《薬師如来および両脇侍像》や優麗な重要文化財《如意輪観音坐像》、迫力の重要文化財《五大明王像》は醍醐寺の信仰を象徴するとともに、平安彫刻の白眉に数えられるもので必見です。また、安土桃山時代に豊臣秀吉が行った有名な「醍醐の花見」に関する品々や、三宝院の襖絵、俵屋宗達による絵画など、醍醐寺をめぐる華やかな近世美術もご覧いただきます。
2016年、中国の上海博物館(上海)と陝西歴史博物館(西安)で初の醍醐寺展が開催され、広く好評を博しました。本展は中国での展覧会開催を記念するもので、開創以来千百年余にわたって醍醐寺に護り伝えられてきた品々をその歴史を追想しながら鑑賞することができる貴重な機会となります。
会期 |
2018年9月19日(水)~11月11日(日) ※作品保護のため、会期中展示替を行います。 |
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開館時間 |
10:00~18:00(金・土は10:00~20:00) ※金・土および9月23日(日・祝)、10月7日(日)は20時まで開館 |
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休館日 |
火曜日 ※11月6日は18時まで開館 |
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入館料 |
※中学生以下無料 |
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割引 |
◇100円割引 ※他の割引との併用はできません |
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音声ガイド |
¥550 |
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主催 |
サントリー美術館、総本山醍醐寺、日本経済新聞社、テレビ東京、BSジャパン |
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協賛 |
京都銀行、サントリーホールディングス、住友林業、損保ジャパン日本興亜、ダイキン工業、竹中工務店、NISSHA、三井不動産 |
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