誰が袖図とは衣桁に掛けられた衣装などを配し、その持ち主の面影を偲ぶという趣向の主題。なかでも本作はバランスの良い構図と、豪華な描写が高く評価されている。右隻中央の霞に藤花文様の小袖は能装束、右端の箱は面箱と思われ、持ち主は能を好む人物らしい。左隻の屛風には水墨山水図が描かれており、その筆致が海北派に近いとの指摘がある。本作の作者は不明だが、著色画・水墨画の両方に長けた絵師であったことは間違いない。(『サントリー美術館プレミアム・セレクション 新たなる美を求めて』サントリー美術館、2018年)
たがそでずびょうぶ
誰が袖図とは衣桁に掛けられた衣装などを配し、その持ち主の面影を偲ぶという趣向の主題。なかでも本作はバランスの良い構図と、豪華な描写が高く評価されている。右隻中央の霞に藤花文様の小袖は能装束、右端の箱は面箱と思われ、持ち主は能を好む人物らしい。左隻の屛風には水墨山水図が描かれており、その筆致が海北派に近いとの指摘がある。本作の作者は不明だが、著色画・水墨画の両方に長けた絵師であったことは間違いない。(『サントリー美術館プレミアム・セレクション 新たなる美を求めて』サントリー美術館、2018年)
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