林の中を疾走する馬に跨り、長刀を構えて騎乗戦を繰り広げる二人の武将を彫り描いた瓶。背景には岩山に城郭がみえ、城壁には鉾と旗とが林立する。こうした文様は、モティーフの輪郭に沿って点を穿ち、点と点の間をヤスリで削ることで彫り出す玉細工の技法が応用されている。素地となるスノーフレーク(雪片)ガラスは、工房で偶然出来た産物で、石英の粉と細かい気泡とが内包され、まるで雪が舞うようであるために、こう呼ばれた。(『サントリー美術館プレミアム・セレクション 新たなる美を求めて』サントリー美術館、2018年)
作品名、作者名、制作地・様式などのキーワードで収蔵品の検索ができます
CLOSE
閉じる
2025年 1月
2025年 2月
2025年 3月
2025年 4月
2025年 5月
2025年 6月
2025年 7月
2025年 8月
2025年 9月
2025年 10月
2025年 11月
2025年 12月
COPYRIGHT © SUNTORY FOUNDATION FOR THE ARTS.
ALL RIGHTS RESERVED.