水と生きる SUNTORY

  • 工場行こうファクトリップ
  • 品質への取り組み
  • ドリンクスマイル
  • サントリー食品オンラインストア 新しいウィンドウで開く
  • SUNTORY WELLNESS 自分に合うサプリメントを探してみよう! 新しいウィンドウで開く
  • サントリーの人と、働くリアルを伝えるメディア「SUNTORIAN VOICE」
  • 大阪・関西万博2025 サントリー万博特設サイト

コレクションデータベース

白地緑被水辺花鳥文蓋付壺

しろじ みどりぎせ すいへん かちょうもん ふたつき つぼ

制作地・様式
中国
数量・員数
一口
寸法(単位cm)
胴径13.1 高13.8
制作年代
清時代   18世紀   乾隆~嘉慶年間

 水辺の風景を表わした清々しい緑色の壺。蓮に鷺、梅の樹の下には川が流れ、つがいの鴛鴦が泳ぐ。中国で蓮は尊い花として敬われ、また仏教思想とも結びついて、さまざまな意味を付与され吉祥の意匠として親しまれてきた。蓮花と鷺とを組み合わせた蓮鷺図は、蓮と連、鷺と路の発音が通ずるため、「一路連科」(科挙の試験に続いて合格する)、つまり出仕を願う文人の祈りが込められた寓意。絵画、漆器、陶磁器の意匠として繰り返し表現されてきた。さらに蓮は、アール・ヌーヴォーの時代、東洋趣味の表われとして、ヨーロッパ工芸品のモティーフにもたびたび登場した。ただしその場合、本来の寓意ではなく、モティーフがもつ特異な形態や表現方法の差異が興味の対象となっている。本作品の蓮の茎が描く曲線や捲れた葉の描写には、エミール・ガレの《花器「かわせみ」》(ガラス377)の水草の表現方法と多くの共通点が窺えるだろう。(『ガレも愛した―清朝皇帝のガラス』、サントリー美術館、2018年)

作品名、作者名、制作地・様式などのキーワードで収蔵品の検索ができます

絞り込み条件を追加
作者

下記ボタンをクリックしてリストから作者を選択できます(複数選択可)

作者を選択する

ジャンル

ジャンルで絞り込みができます

制作年代

時代または世紀のいずれかで絞り込みができます