むらさきいろ りゅうもん ふたつき つぼ
手のひらにすっぽりと入ってしまうほどの小さな壺の上で、大小の雨龍が向き合って戯れている。小さな雨龍のみ、無色透明ガラスによって形作られている。龍は五つの段階を経て成長を遂げる。中でも雨龍は、その初期段階にあたる言わば幼龍で、角がなく、尾は二股に分かれている。水中に棲み、雨を司るというが、幼さゆえにどこかほほえましく、柔らかで愛らしい姿態で表わされることが多い。(『ガレも愛した―清朝皇帝のガラス』、サントリー美術館、2018年)
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