かわぐち なべ かま せぞう の ず
江戸時代中頃から鋳物業が栄えた川口の町工場をテーマにした本図は、風景画の多い『東京名所図』のシリーズの中では異色の作品です。たたらを踏む職人たち、大きく炎をあげ火花が飛び散る溶鉱炉、炎の明かりが生み出す明暗を巧みに捉えています。本図の下図が清親の写生帖にあることが知られ、実際に現地を訪れて取材していたことがうかがえます。文明の炎が生み出す明かりと工場内の闇の対比が見事です。(『リニューアル・オープン記念展Ⅲ 美を結ぶ、美をひらく。』、サントリー美術館、2020年)
作品名、作者名、制作地・様式などのキーワードで収蔵品の検索ができます
2024年 1月
2024年 2月
2024年 3月
2024年 4月
2024年 5月
2024年 6月
2024年 7月
2024年 8月
2024年 9月
2024年 10月
2024年 11月
2024年 12月
2025年 1月
2025年 2月
2025年 3月
2025年 4月
2025年 5月
2025年 6月
2025年 7月
2025年 8月
2025年 9月
2025年 10月
2025年 11月
2025年 12月