とうきょうしんがめいしょずかい あさくさばし ゆうぐれ
日が沈み、マジックアワーとも呼ばれる美しい瞬間の夕暮れ時、茜色の雲がたなびき、淡い光に包まれた浅草橋が画面には切り取られています。ガス灯のもと、馬車や人力車、行き交う人々はシルエットで表わされますが、単純にすべての人を影法師のように描くのではなく、画面右の最も前景にいる男性の姿は着色がなされ、上着の襟なども確認できます。画面右方の建物は1881(明治14)年に建てられた消防署の望楼です。(『リニューアル・オープン記念展Ⅲ 美を結ぶ、美をひらく。』、サントリー美術館、2020年)
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