水と生きる SUNTORY

  • 工場行こうファクトリップ
  • 品質への取り組み
  • ドリンクスマイル
  • サントリー食品オンラインストア 新しいウィンドウで開く
  • SUNTORY WELLNESS 自分に合うサプリメントを探してみよう! 新しいウィンドウで開く
  • サントリー公式WEBマガジン「サントリーポスト」
  • 大阪・関西万博2025 サントリー万博特設サイト

コレクションデータベース

孔雀図屛風

くじゃくず びょうぶ

作者
雲谷等璠(1635~1724年)
数量・員数
八曲一双
形状・材質技法
紙本金地著色
寸法(単位cm)
(各)縦159.3 横542.6
制作年代
江戸時代   17~18世紀

 右隻に雌雄の緑孔雀、左隻に雌雄と雛の白孔雀を描く。孔雀は毒蛇を喰うとされ、魔を払う力を持つと考えられた。右隻には菊先の白い花と赤い薔薇、左隻には八重咲きの白い花(蕾は赤い)と赤い躑躅が、紅白に取り合わされて美しい。白い花は葉の形から桃と思われる。詳しい品種は不明だが、花桃には白・桃色・赤、紅白の咲き分け、八重や菊咲きなど多様な 品種が既に江戸時代から存在した。左隻の菊咲きの白い花は、2005年に品種登録された「幸ホワイト」に近いようである。桃も、孔雀と同様魔を払う力があると考えられ、本来、穢れを払う行事であった桃の節供にふさわしい。八曲という大きな屛風であるが、大名屋敷などの広い座敷の桃の節供のしつらいに用いられたのかも知れない。作者の雲谷等璠(1635-1724)は、雲谷派の祖、等顔の孫で、萩藩毛利家に仕えて雲谷派宗家四代を継いだ。(『おもてなしの美 宴のしつらい』、サントリー美術館、2010年)

作品名、作者名、制作地・様式などのキーワードで収蔵品の検索ができます

絞り込み条件を追加
作者

下記ボタンをクリックしてリストから作者を選択できます(複数選択可)

作者を選択する

ジャンル

ジャンルで絞り込みができます

制作年代

時代または世紀のいずれかで絞り込みができます