はとうず びょうぶ
金地の大画面に波が岩にぶつかり大きくうねりを見せる様子を墨で描く。古来、波濤図は自然の力をダイナミックに表す主題として描き継がれてきた。この屏風は、将軍徳川家斉の第十九女盛姫が、佐賀の鍋島直正に嫁ぐ際の婚礼調度として製作されたものである。本来、四季耕作図と表裏を成していたが、今は別の屏風として仕立て直されている。江戸時代後期の狩野派を代表する絵師である狩野養信(1796-1846)の優品である。(『水と生きる』サントリー美術館、2007年)
作品名、作者名、制作地・様式などのキーワードで収蔵品の検索ができます
2023年 1月
2023年 2月
2023年 3月
2023年 4月
2023年 5月
2023年 6月
2023年 7月
2023年 8月
2023年 9月
2023年 10月
2023年 11月
2023年 12月
2024年 1月
2024年 2月
2024年 3月
2024年 4月
2024年 5月
2024年 6月
2024年 7月
2024年 8月
2024年 9月
2024年 10月
2024年 11月
2024年 12月