わか の たちばな ずかん
荒海に船で蜜柑を江戸に運んで大儲けし、幕府御用達の材木商となり財をなしたという豪商、紀伊国屋文左衛門(?-1743)の一代記といわれる。蜜柑の収穫や船積み材木の筏流が描かれるが、詞書を欠いていて内容ははっきりしない。水辺や船上での宴など遊楽の場面が多く、製塩や筏流の労働も雰囲気明るく描かれている。正月の航海であろうか、倒した帆柱に鏡餅を飾る大きな弁財船が見える。(『水と生きる』、サントリー美術館、2007年)
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