しょくにんづくしず びょうぶ
六曲四隻分の屛風に描かれた職人尽図である。描かれている職人は、筆師、絵物師、研師、鍛治師、番匠、矢矧師、仏師、扇師、蒔絵師、鎧師、経師、数珠師、傘師、弓師、纐纈師、機織師、形置師、藁細工師、刀師、組師、行縢師、革師、縫取師、桶結と畳差で二十五種、二十四面に描かれている。鎌倉時代には商工業の繁栄と庶民生活の向上を背景として、職人歌合絵巻が生れ、職人の分化、発展の過程が見出せるが、職人尽絵はこの職人歌合から着想を得て描かれるようになったと推定され、洛中洛外図屛風との関係もうかがわれる。(『NHK大河ドラマ特別展 天地人―直江兼続とその時代―』サントリー美術館ほか、2009年)
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