さびえ そめつけ しょうじゅもん ちゃわん
乾山の茶碗はその多くが円筒形であり、中国明代の景徳鎮民窯で作られた雲堂手茶碗を祖形としている。乾山はこの円筒形に由来する平面性を活かし、絵画性の高い絵付を施すようになった。本作では側面の一方に銹絵と暗めの染付で松を描き、反対側に銹絵で「千古凋まざる勁節在」という詩が記されている。これは四季を通じて緑の葉をつける松の強さをうたったもので、一幅の詩画軸を茶碗に仕立てたような意匠になっている。(『サントリー美術館プレミアム・セレクション 新たなる美を求めて』サントリー美術館、2018年)
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