かざりだな もり
頂部に蜻蛉の群れを彫刻したプレートを付け、上段の正面には、森の木々と蝶が象嵌されている。おそらく蝙蝠をデザイン化したガラス入りの扉は、植物の茎と葉を象った支柱がリズミカルに支えている。全体を支える脚部には地面に厚手の葉を広げる植物をモチーフとして用い、安定感を出している。1889年パリ万博の出品解説書の中で、ガレは家具を製作する際、用途やテーマに合わせて多種多様な木材から材質を選んだと語っている。ここでもまた徹底して自然をテーマとしたガレの家具は、制作を開始してまもなく、高い評価を受けることとなった。(『オルセー美術館特別協力 生誕170周年 エミール・ガレ』サントリー美術館、2016年)
作品名、作者名、制作地・様式などのキーワードで収蔵品の検索ができます
2024年 1月
2024年 2月
2024年 3月
2024年 4月
2024年 5月
2024年 6月
2024年 7月
2024年 8月
2024年 9月
2024年 10月
2024年 11月
2024年 12月
2025年 1月
2025年 2月
2025年 3月
2025年 4月
2025年 5月
2025年 6月
2025年 7月
2025年 8月
2025年 9月
2025年 10月
2025年 11月
2025年 12月