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コレクションデータベース

桐紋蒔絵七重椀

きりもん まきえ ななじゅう わん

制作地・様式
高台寺蒔絵
数量・員数
一組(七口)
寸法(単位cm)
(1)径14.0 高10.2 (2)径13.2 高6.2 (3)径12.5 高4.8 (4)径11.8 高3.8 (5)径11.0 高3.0 (6)径10.2 高2.6 (7)径9.7 高2.0
制作年代
桃山時代   16~17世紀

 最も大きな一の椀は力強く高い高台を持ち、他の椀を入子に収める。使用する時は、大きな二つの椀を飯椀と汁椀に、他を蓋や料理を盛る皿、盃として用いた。各椀とも内側は朱漆塗で口縁に金地を施す。外側は黒漆塗とし、側面に桐紋を段違いに廻らせる。小さな三椀は高台内に桐紋をあしらい、蓋として用いることが想定されている。桐紋は典型的な高台寺蒔絵で描かれている。(『おもてなしの美 宴のしつらい』サントリー美術館、2010年)

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