制作地・様式

肥前・有田/伊万里焼・金襴手

数量・員数

十口

形状・材質技法

磁器・色絵・金彩

寸法（単位cm）

（各）口径14.5　高台径7.7　高5.3

制作年代

江戸時代   18世紀前半   1700年代～1740年代

　側面を八面に面取りする｡見込中央に八角の窓を開け､白地に染付で菊の花葉を入れた亥目形四つを描く｡見込周縁は八方に区画し､円窓を開けて内部に金彩の鳳凰･青海波文･七宝繋を入れ､地は交互に赤と青に塗り分ける。外側も同様にして､円窓内は青海波文と七宝繋で埋める｡口縁の内外には波文の帯を巡らし､高台内には一重圏線内に｢大明萬/暦年製｣の銘を染付でかく｡（『日本のやきもの千二百年　奈良三彩から伊万里・鍋島・仁清・乾山』サントリー美術館、2001年）